愛の行方 【JW赤×緑】

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「あ！！！！！」
緑「うぇ、なに？びっくりしたぁ」


いい感じに寄ってきた頃。
とんでもない事を思い出して自分の失態に気づく


「俺車なのに飲んじゃった……」


一間の沈黙の後。
わっと起こった爆笑


橙「お前アホすぎやろ！笑」
黄「なんで忘れてんねん笑」
「だってこんなん飲むしかない空間やん！
てか神ちゃんが”生でいい？”とか聞いてくるから！流されてん！」
緑「え！おれなん！」
桃「うわぁぁぁぁ！！！ダッサ！神ちゃんのせいにするとか！！」
「てか流星も言ってくれたら良かったやんけ！」
青「忘れてたわ笑」
「ほんでこんだけ騒いでんのにはまちゃん起きんのな！クソ！」


大声で騒いでいるというのにすやすや寝ているはまちゃんに笑いながらも自分の失態に嫌気がさす。

自分の車で流星を拾い、間違いないなく自分の運転でここまで来たと言うのに忘れてお酒を飲んでしまった。

場の空気に飲まれた……忘れてた、！


桃「歩いて帰り」
「えぇ〜ほんまに？」
橙「1番お前ん家がこっから近いやろ笑」


たしかに。
この中なら俺ん家が1番近い。とはいえ、歩いて20から30分はかかる。

それは、でも、ちょっと面倒くさいなぁ


青「じゃあ俺らタクシーで帰るからしげ歩いて帰り」
「なんでそんな寂しいこと言うん！」
桃「自業自得やん笑」
緑「さみしいの？」
「ぇ、まぁ、」


小瀧と流星と盛り上がっていれば左隣から急に腕を触られる。

目を向ければ今にも寝てしまいそうな顔で俺を見つめる神ちゃんが。
やばい。かわいい。


緑「じゃあしげん家泊めて」

「はぇ！？！？」
黄「おい危ないって！」


びっくりして酒ひっくり返しそうなったわ。

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