愛の行方 【JW赤×緑】

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紫「いらっしゃ…おぉ！しげと流星やん！」
「はまちゃん久しぶり！」
青「久しぶり〜」


人より撫でた肩で笑って出迎えてくれたのは学生時代、他の先輩後輩関係を遥かに抜きん出て仲の良かった先輩。はまちゃんだった。

家族代々継いでいるこのお店。
兄弟の中でも誰が継ぐ？と言う話になったがはまちゃんが「友達とやりたい！」と声を上げ、無事に次男であるはまちゃんが継ぐことになった。


黄「あ、来たやん！」
橙「久しぶり〜！流星お前芸能人みたいやん！」


お店の奥から出てきた2人。
淳太と照史。この2人も仲の良かった先輩で、今ははまちゃん照史淳太の3人で切り盛りしているらしい。


黄「神ちゃんとのんちゃんもう来てんで」
「まじ！」


出会い頭の挨拶をそうそうに切り上げて、案内されたのはいい感じの個室。

靴を脱いで襖を開ければ茶色い頭が2つ。


桃「あーー！！！！流星としげ！久しぶりやん！」
「相変わらずうるさいわ小瀧笑」
青「久しぶり〜」


開幕早々耳をつんざくような声が響いて手前側に座っていた神ちゃんの肩が跳ねたのが見える

流星に問う前に神ちゃんの隣は確保。
敷いてある座布団より少しはみ出して神ちゃんの近くに座った。

神ちゃんと流星の再会挨拶も程々にメニュー表を手に取った。


「なんか頼んだ？」
緑「まだ
しげは生やんな？」
「そ。ありがと
神ちゃんは烏龍茶にしとき」
緑「はぁ！なんで！」

青「…」
桃「なんか…」
青「わかるわかる」
桃「分かるよなぁ流星！？」
「はぁ？なんやねん」
緑「？」
桃「なんか、2人夫婦みたいやな」

ニヤニヤして明らかからかっているであろう2人の足を思いっきり踏んでやった

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