キミの初めて 3rd

再会…４ ページ6

健人side



次の日



また、食堂へやってきた



A「またカレーうどんにしよーっと」



健人「僕も！」



キャーーー！



A「あ、笑 またやってる」



健人「ほんとだ」



すこし、ほんとに少し



興味がある



健人「Aちゃん、ちょっとまってて」



A「え、どこいくの？」



返事もせず、ふらっと歓声の上がる所へ導かれるように歩いた



「え、え、なになに笑」

「男の人？珍しくない？」



「でも、なーんか、イケメンじゃない？」

「それ思ったー！！」



そんな声はどんどん広がっていった



僕が歩く道は開けられて、



最愛の人を目の前にした



健人「風磨、、、くん」



健人「久しぶり…」



手を軽く振っただけで歓声があがった



風磨「誰、だっけ？」



え＿＿＿＿＿嘘、だ



最悪な再会となってしまった



A「ねえ、健人！あっ、、、風磨先輩」



追っかけてきたAちゃん



「え、彼女持ち？」

「つまらん」

「それな」



健人「風磨くん、覚えて、ない？」



A「うそ！わすれちゃってるんですか？」



風磨「ごめん、黙ってもらえる？ヨーコちゃんいる？あ、いた。おいで、行こう」



颯爽と僕の前から通り過ぎていく



目も合わせてくれなかった



ほんとに風磨くん？



信じられるわけない



「またヨーコちゃん？」

「羨ましいなぁ」



健人「あの、ヨーコちゃんって？」



「ああ、ふーまのお気に入り」

「１年？」



健人「はい」



「ふーまとしりあい？」



健人「一応、先輩後輩……でした」



健人「もう、なかったことにされてるみたいですけど笑」



「なにが、なかったこと？」



健人「いえ…」



この場をAちゃんの腕を引っ張って立ち去る



A「私のうどんんんんんん！！」



健人「食堂もーやだ」



A「うどんんんんんん！！」



健人「きっといつか奢るから許して」



A「わかったよ笑」



風磨くん、まってて



必ず思い出させてみせるよ

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