キミの初めて 3rd

もう2年が経ったよ…２ ページ2

健人side



母「行くわよ、健人」



健人「うん、お母さん」



いよいよ、KO大学の合格発表



風磨くんは、そこにいる。



母「みてきなさい」



健人「うん、ちょっと待っててね笑」



母「絶対、合格してるから！ね？」



健人「うん…！！」



合格してなきゃ終わる



僕の人生終わる



後悔しか残らなくなる



口をキュッと結んで、



鼻から息を吸う



目を開いて、



１歩を踏み出した



やったー！！やったー！！という



周りの声



そんなのも聞こえないくらい、緊張していた



どきんどきん



心臓がうるさい



自分の受験番号を覚える



口に出して上からみていく



もうすぐ、自分の番号が近い



もうすぐ



あと、何人見れば僕の番号が見れるのか



健人「はぁ、はぁ、」



緊張と、共に息が荒くなっていく



あっ、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



・



母「どうだった？ふふ笑 その顔、受かってたのね」



健人「あはっ笑 バレた？受かったよ！」



母「よかったじゃない！お母さん嬉しいわ」



健人「うん！！」



嬉しさが半端じゃない



A「あれ、健人〜？受かったの？」



健人「受かったよ！！Aちゃんは？」



A「うん、受かった笑 いつまで一緒なんだろ笑」



健人「ほんと…笑」



これで、これで、



風磨くんに会える

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