７話 ページ8
健人side
それは、俗に言う、一目惚れというヤツ。
貴女「健人くんの席は私の隣ね。ここ、旦那の席だったのよー」
入社したての頃だ。
健人「旦那、ですか」
貴女「あれ、言ってなかった？一応結婚してるよ」
一応…？
健人「そうなんですか」
気になる。
喧嘩でもしてるのかな？
健人「A先輩！
旧姓、教えてください」
貴女「えーっ？何に使うの？」
健人「気になった、だけです」
貴女「金内って言うんだ。
ね、ちょっと自慢していい？」
健人「あ、はい！」
A先輩の自慢は俺の自慢だ！
貴女「私には柊真っていう、弟がいるの。健人くんと、同い年かなぁ？
大阪で、ちょっとしたアイドル活動をしてたのね？
それはそれは、人気で。
私の自慢の弟になったの。
今は東京で、美容師をやっているの。
ファンの子の声援で、嬉しそうな顔をしていた、柊真は、辛い決断だったと思うの。
自分の夢を追いかける、弟が、好き」
弟さんを話すA先輩は、キラキラしていて、嬉しそうだった。
貴女「あ、ごめんね？ただの、ブラコンだね(笑」
健人「そんなこと、ないです。
弟さん思いの心優しい方なんだなって思いました。
A先輩、かっこいいです！」
はぁ、今思えばこの時から好きだった。
電話帳に登録された、金内Aの文字。
佐藤なんて、打ちたくないから。
俺は独身のあなたに出会いたかった。
そういう願いも込めて、金内と打った。
健人「旦那さんって、同期ですか？」
貴女「うん、まあね」
健人「年下はどう思いますか？」
貴女「んー、わかんない。好きになったら年は関係ないと思う」
俺は年下は平気だよ。
って言葉を期待していた。
年は関係ない。
そうだよね、俺、おかしい。
A先輩の前だと本当の自分が出てこない。
こんなに、人を好きになったことは無い。
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作者です。
中島健人くんと、金内柊真くんって、同い年じゃなくない？
佐藤勝利くんって、中島健人くんより、年下だし！
って思った方、申し訳ないです。
この物語、年はあんま関係ないと思ってください。
個人的に金内柊真くんを応援しているので、弟役として、出させていただきました。
作者は大阪出身じゃないです…！
ただ、金内柊真くんをだしたかった！
それだけです。
美容師、ふぁいとーま！
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☆ - 4話【バスローブ来て】→着て だと思います。 (2019年7月20日 6時) (
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作者名：けんてぃーのー | 作成日時：2017年9月10日 14時
