それでも構わない (ページ6)

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５話ページ6

貴女side

結局、下着を付けて、バスローブを羽織った。

スマホを見ると、メールが１件入っていた。

『A先輩へ

先程はごめんなさい

旦那さんがいるのに、非常識ですよね…

旦那さんと、お幸せに

お休みなさい』

健人くん…

なんてあなたはいい子なの？

わざわざ、お詫びのメールまでよこす、礼儀のちゃんとした後輩は、私の誇りである。

だめだめ、今日は勝利との時間を大事にするんだから、

健人くんの事は考えちゃダメ。

勝利「おまたせ」

勝利もバスローブを着ている。

貴女「あ、うん」

勝利は、髪だけ乾かそ？

って言って、ドライヤーを取り出した。

髪だけ、とは、そういうことですよね

勝利との行為は久しぶりだ。

勝利の愛を直に感じられるのだ。

髪を乾かしあって、抱きしめ合う。

勝利「A、お前の体温久しぶりだ」

貴女「勝利のも」

そう言って、唇を重ね合う。

それがだんだんと、深く噛み付くようなキスに変わっていく。

息が持たない。

貴女「んっ…////」

勝利の胸をとんとんと叩く。

勝利「もう？もっと、声出して」

勝利は、夜の間だけ人が変わる。

貴女「んあっ、んっ…////」

リップ音が鳴り響く。

キスをしながら、寝室に向かう。

唇を離したと思ったら、ベッドに、押し倒される。

息するまもなくキスの雨。

バスローブが、はだける。

勝利「あれ、下着…、つけたんだ」

貴女「う、ん」

勝利「こうなるって、分かってて？」

意地悪な質問は、私を夢中にさせる。

勝利は、バスローブを、一気に脱いだ。

露わになった、勝利の体。

私のバスローブも、脱がされる。

プチンと、下着をとられる。

恥ずかしい…

サッと胸を手で隠す。

勝利「みせて？」

勝利は、私の腕をつかんで、胸から離す。

抵抗はしない。

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貴女「んあっ…////」

思わず漏れた声。

勝利「我慢、しないでっ////」

勝利は、優しくキスを落とす。

勝利「いれるね////」

自分の中に入ってくる、勝利の、モノ。

勝利「Aの中、キッツ」

貴女「んあああっ////」

勝利「んっ////」

２人同時に果てた。

少し息を切らして、２人でベッドに横たわる。

勝利「A好きだよ、愛してる。結婚出来て嬉しい」

貴女「勝利、愛してるよ、私も結婚出来て嬉しい」

小さくキスをして、２人は夢の中。