２話 ページ3
夕方になって男達は帰って行ったけど…
他のみんなには家族がいるからね…
だからこの時間になると帰っていくんだよ…
俺は別に家族がいなくても悲しくないんだ…
ずっと１人だったから寂しくないから…
そんなのどうってことない…
ただ…ただ…
母「さぁ早く帰りましょうか…」
子「うん！今日のご飯はなぁにかな？」
母「ふふ。今日はね………」
そんな会話をしながら手を引いて…
親子を見るのだけは悲しかったりした…
俺もみんなと同じだったらあんな風に手を引かれたのかな…？
普通の子達が羨ましいな…
俺だっていつか…あんな暮らししてみたいなって…
思った…。
俺は知らないから…
あんな風な家族の優しさも…
繋がれた手の温もりも…
何も知らないから…
凄く凄くすごーく…寒いんだよ…
そもそも何で俺はずっと生きているんだろう…？
何で死なない…？
夢のひとつも見れないくせにね…
何で俺はこんなんなんだろうか…？
俺が考えていたことは…
今日も夕焼けの中に消えていった…。
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楓(プロフ) - 五日月さん» ありがとう (2016年5月5日 0時) (
レス) id: f367733aff (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 五日月さん» ありがとう。 (2016年5月5日 0時) (レス) id: f367733aff (このIDを非表示/違反報告)
五日月(プロフ) - 面白かったよ！最後の英語もね笑笑 (2016年5月5日 0時) (レス) id: 166859d215 (このIDを非表示/違反報告)
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