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「 悠太、1回しか言わねえから 」
「 え?仁… 」
「 お前が好きだ、悠太 」
「 ……え? 」
「 ごめん 」
「 え? 」
「 あの、仁、その… 」
気持ち悪がられたか?
あぁ、もうダメだ
「 ───僕も、」
「 え? 」
「 僕も、仁が、好き……だよ… 」
「 …うん、だよな、変なこと言って
ほんとごめ……え? 」
「 だから!…その、す、すき、だよ? 」
「 え、え? 」
「 も、もう言わないから! 」
「 え、ちょ、ま…わ!」
悠太が急に止まった
オレの方を向いて
「 ……仁のばーか! 」
「 は!?…何言って…… !? 」
悠太の柔らかい唇がオレの唇に触れた
「 へへっ、照れた?びっくりした??
ねえねえ…って……仁? 」
「 … 」
「 仁?どうしたの……?
ねえーじーんー!仁ってば、んっ!? 」
「 ……仕返し。ははっ、真っ赤だな 」
「 なっ!……ゆ、夕焼けのせい!! 」
真っ赤な悠太の顔 。
可愛いな 、やっぱり 。
「 好きだよ、悠太 」
「 僕もだよ、仁 」
笑いあってまたキスをした 。
__ Fin .
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作者名:とも松 | 作成日時:2017年4月8日 16時