幸せ19 in ページ20
…とうとう、その明日になってしまった
会えて嬉しいはずなのに足が重い
どんな顔しよう
最初になんていえばいいだろう
そんなことゴチャゴチャ考えてる間に着いてしまった
緊張する………
面会は心臓の提供者の親族として許可を貰った
ｺﾝｺﾝ…
伊「失礼します…」
？「はぃ…」
微かに聞こえた声
なぜか懐かしいと思ってしまった
ｶﾞﾗｯ
そこに居たのは…
伊「だぃ、ちゃん……？」
ﾄﾞｻｯ
お土産のフルーツを落としてしまった
でも今はそんなこと考える余裕なんてない
見た目も声も何もかもそっくり
そして医者の持ってるカルテをよく見ればそこにあった名前は
有 岡 大貴
伊「だぃちゃん…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」
また泣いてる
でも今度は俺の涙
有「え…？」
伊「大ちゃん！！」
俺は駆け寄り思いっきり抱きしめた
有「？！ぁ、ぁの…」
伊「大ちゃん、大ちゃん、っ、ごめんね…ホントにごめんね…ｸﾞｽｯ」
大ちゃんが生きてた
ほんとに嬉しい
ちょっと大人びてる気がするけどその際もうどうでもいい
ずっと、ずっと会いたかった
大ちゃん……！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 193人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yu-na(プロフ) - かなとさん» すみません、設定するのを忘れてました (2019年3月25日 15時) (
レス) id: 055ffadab2 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月25日 13時) (レス) id: 0c77f35464 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yu-na | 作成日時：2019年3月25日 10時
