恋愛部 第一章

□■第一節■□ ページ1

A「以上のことを目標とし、この平成高校で３年間頑張ります。新入生代表の言葉、１年B組、設定してねA。」

パチパチパチ

多くの拍手が、私に贈られる。

今日は、ここ『平成高校』の入学式。

そして私は今、新入生代表の言葉を言って、自分の席に戻ってきた。

？「すごいね、君。」

A「あっ、ありがとう。」

ビックリした自分を隠せない。

？「僕、中島裕翔。よろしくね。」

A「中島くん？よろしくね。あっ、私…。」

裕翔「設定してねAちゃんでしょ？」

A「え？なんで知ってるの？」

裕翔「なんでって(笑)さっきステージで自分の名前言ってたじゃん(笑)」

A「あっそっか。」

そうだ。自分で自分の名前堂々と言ってたわ。

なんて、抜けてるんだ自分。

恥ずかしー。(汗)

裕翔「もしかして、天然？」

はい？天然？んなわけないじゃん。

A「ちょっと、抜けてるだけだよ。」

裕翔「そうかな？僕には天然に見えるけど(笑)」

いつまで天然押しするの？

司会「閉式の辞。」

「一同、起立。」

「一同、礼。」

教頭「これで、平成24年度平成高校入学式を終わります。」

司会「一同、礼。」

「着席。」

司会「では、これから、引き続き、着任式を始めます。」

■□第二節□■→

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