1話 ページ2
ロシアside
日常の片隅にいつも置いてある、友達、
僕には居ないからどうでもいいのに
いつまで経っても、忘れられない
僕って本当『我儘』だな
1991年にソビエトが崩壊してから
ずっと、世界会議でも、何処でも
アメリカ君ばっかり スポットライトが当たる
正直 妬んでた、僕には届かない距離にいる君
引きずり降ろしたい程に
そんな僕も少し前に恋をしたんだ
数週間前の話
ただいつものように散歩しようとしたら
いつもより、風が強くて、寒くて
普通の人だと立てないくらいの猛吹雪だった
僕は慣れてるからいいけど、止んでから行こうかな
少しして吹雪は止んだ
妹のベラが来る前に、家を出ようとドアを開けた時に、1人の女の子が家の前でうろうろしていたから、声を掛けたんだ
露「君、どうしたの？」
「え！あのえっと、その」
酷くびっくりしていた
露「ずっと前からここに居たの？」
「そ、そうです」
今さっきまで猛吹雪だったから、嘘だろうと思ったけど、
悴んでいる手に、白い肌、頭に乗ってる雪が
僕の考えを否定してくる
露「そんな所にいて寒く無いの？」
「寒い所に生まれたので、慣れてます」
露「そうだ、なんでここにいるの？」
「えっと...旅行です！それでここに来ちゃって」
僕の顔を確認しながらチラチラと見てくる
露「ん？僕の顔に何か付いてる？」
「いえ、その、後ろの女の人が」
辺「兄さん、その子はだーれ？」
露「ヒェッ」
「妹さんですか？」
露「あぁ、うん、そうだよ、怖いけど(小声」
「素敵ですね！」
辺「な、やっぱり、分かってくれる人は分かるんだ、だから、兄さん？」
露「あはは(苦笑い)」
これの何処を見てそう思ったのかな？
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雪村りりぃ - 箸レーゼさん» ひゃっ！箸レーゼさん！？うわぁ本物ダァ、コメントありがとうございます！其方も無理なさらずに！ (2022年9月9日 20時) (
レス) id: c56d0b069e (このIDを非表示/違反報告)
箸レーゼ - これで初投稿…？めっちゃ文章素敵です！！これからも更新楽しみにしています、無理はなさらないでくださいね…！ (2022年9月9日 18時) (レス) @page4 id: 6c5dc33c86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪村りりぃ | 作成日時：2022年9月8日 18時
