全員で、最高のステージを ページ12
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夜のA組寮。
A組生徒が勢揃いして、文化祭の詳しいものを決めていた。
誰が何の楽器をやるか、とか演出はどうしようか、とか。爆豪が相変わらず才能マンだった。
そんな時、帰ってきたのは補習組。
「補習、今日でようやく穴埋まりました！本格参加するよーっ！」
『頑張ったマジで頑張った〜……』
「ケロ！」
Aの視線は、じっとこちらを見つめていた耳郎のものと交わる。何だろう、と思いながらもにこりと微笑んでみせた。
＿＿＿
「なるほど、音楽はニューレイヴ系のクラブロックに決まったのね」
「耳郎がベースで八百万がキーボードってのはわかるんだけど…」
「爆豪くんがドラムっていうのは何ていうか…」
「意外！」
「なんか文句あっか！」
うんうん、と頷くA。何なら私もドラムやってみたい。ドラムやってる人ってかっこいいよね。
「それで、肝心のボーカルは誰が担当するの？」
『響香…じゃないんだっけ、？え？ベース？』
「えっ、えー！？」
てっきり私響香だと思ってた、というAをよそに、立候補したのはまさかの青山と峰田。
あと切島。
歌ってくれたけれど切島演歌だし。峰田犬の鳴き声みたいだし。青山オール裏声だし。
耳郎を推しまくる葉隠とAに、それに違う形で乗っかる切島と峰田。
「耳郎の歌聞いてみてえな。いっちょ頼むぜ！」
息を吸って、耳郎は控えめに歌声を出す。
………え、リアルにマジ人生で一番うまいんですけど。え？なに？
『………天使？』
「耳が幸せ！」
「ハスキーセクシーボイス！」
「でしょでしょ！！」
「よーしっ、では満場一致で決定だ！」
恥ずかしがって“それはそれで“と半ば強引に話を終わらす耳郎。
そんな彼女に満面の笑みで近づいていくのはAである。
耳郎はすんごいねっ！！なんて言いながら熱く感想を伝えるAの顔を見て、一つ息をついた。
「……A、ちょっといいかな」
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めろ(プロフ) - 大好きな作品なのでずっと更新待ってます！！！ (1月31日 10時) (
レス) @page29 id: a428350e37 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 更新待ってます!! (2023年1月6日 0時) (レス) @page28 id: 293bfee8ad (このIDを非表示/違反報告)
天つゆ(プロフ) - 更新待ってます！！ (2022年11月2日 22時) (レス) id: cff6f7121f (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 終わり、ってなっちゃってるんですけど終わらないですよね…！！？とても大好きなので更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年12月27日 20時) (レス) @page29 id: e49e142c99 (このIDを非表示/違反報告)
グク - この作品大好きです。更新待ってます！ (2021年12月10日 15時) (レス) @page20 id: 3c9247ce93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんなん | 作成日時：2021年10月2日 14時
