149，逃避してもいいですか ページ19
私の事はそっちのけで
会話は続く。
と言うかヒートアップしてゆく
「そう言えば、轟ちゃん。(人1)ちゃんを
目で追っているところをよく見るわ」
怖っ！！
なにそれ知らなかった！
「あー、一緒にいるのは飯田君も
同じじゃない？
最近は『(人1)くーん！』って声を
しょっちゅう聞くよね。1日1回がノルマ？」
「何そのノルマ！？いらないよ！」
「他の殿方も負けていませんので
予測は難しいですわね」
何かもう…
私ここにいる必要ない気がしてきた…(泣
「みんな、肝心な人を忘れてるよ。
(人2)ちゃんを近くで見守ってる人！」
「近くで？」
あぁ…麗日ちゃんの笑顔が怖い。
私の知ってる笑顔じゃないよぉおお
「それはっ…オールマイト、ですっ！！」
変化球キタァァアアァーーーーー
「まだそんな事を…っ」
もう頭を抱えるしかない。
誰得なのこの会話…
「え、えっ！？どーいう事？
オールマイトってカウントすんの？」
「この前、オールマイトと
二人っきりで昼食取ろうって誘われてたの！
ねー！(人2)ちゃん！」
いや…そこドヤ顔されてもな。
「誤解だって、何もないから」
「怪しいなぁ〜、信じがたいなぁ」
どうすればいいの私。
「峰田君、やめたまえ！」
私が行き詰まっているところに
隣から飯田君の声が聞こえた
「君のしている事は
己も女性陣も貶める恥ずべき行為だ！」
「やかましいんスよ…」
峰田君、という時点で察しがつく
「まさか、壁を越えるつもりじゃ…」
「壁とは越える為にある！Plus Ulutra！」
「速っ！」
「校訓を穢すんじゃないよ！！」
ガシガシと壁の向こうから音がする。
やはり越えるつもりか！！
「懲りないお方ですわ！」
「ここはフルカウルで…あれ？」
立ち上がり壁の方向を見上げたところで
壁の間から姿を現した小柄な人。
「洸太君…？」
一線を越えようとした峰田君を
突き飛ばす洸太君。
「ヒーロー以前にヒトのあれこれから学べ」
「くそガキいぃいい！！」
洸太君、もしかしてずっとあそこで
門番してくれていたの？
「やっぱり峰田ちゃん、サイテーね」
「ありがと洸太くーん！」
芦戸ちゃんが親指を立てて
洸太君に礼を言う。
「わっ…！？」
しかし、ハプニングが起きる
「洸太君！」
こちら側に落ちて来た洸太君を
フルカウルで瞬時に移動して受け止めた
「危なかった…」
私は急いで軽く着替えて
洸太君をマンダレイの元へ連れて行った
洸太君、大丈夫かな
何で鼻血出てるんだろう…
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無希(プロフ) - 卵かけご飯さん» 卵かけご飯さん…美味しそう…！！読みやすいですか！？良かった…みっちり文章のみの時は申し訳なく思いながら書いています。なのでそう言ってもらえると嬉しいです、ありがとうございました！！ (2016年11月14日 2時) (
レス) id: 37e553c061 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 鈴さん» 初めましてさんですね！鈴さん…素敵な名前！！コメント有難うございます、頑張らせていただきます！ (2016年11月14日 2時) (レス) id: 37e553c061 (このIDを非表示/違反報告)
卵かけご飯 - 更新するたびにいつも見てます！何度でもシリーズすごく面白く読みやすいので大好きです。これからも頑張ってください！！ (2016年11月12日 22時) (レス) id: 7d4584e7c1 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - はじめまして！いつも読ませていただいてます鈴です。続編楽しみです…！頑張ってください∩｡>v<｡`) (2016年11月12日 18時) (レス) id: e702e0c2c6 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - soyonさん» 初めましてsoyonさん！一気してしまいましたか…ありがとうございあす！！成り代わり抵抗ありますよね、分かります。私も書く時、凄く勇気使いました。デク君いないですからね…泣。ですがそう言ってくださると救われます！！ありがとうございました！ (2016年11月12日 2時) (レス) id: 52afce27d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無希
| 作成日時：2016年10月15日 1時
