111，名をハンドクラッシャー ページ23
私が微笑み言うと、
飯田君も釣られて笑ってくれた
「それはないだろう」
「えっ、ヒドくない！？」
わ、私じゃ頼りないってか！！
正解！！←
「そういう意味ではない、逆さ。
今度は俺が君を救いにいく番だという事だ」
な、なんだ
ハートブレイクするとこだったぜ
「はは、じゃあ…お言葉に甘えようかな」
二人の間に緊張の糸が解けたとき、
ボソリと轟君が呟いた
「何か、悪りぃ…」
「え、何が？」
「俺に関わると…手がダメになる、
みてぇな感じに……」
！！！
殺風景だった室内が
一変して笑いに包まれた
「あっはは！何を言っているんだ！！」
「轟君て、面白い冗談を言うんだね！！」
「いや、冗談じゃねぇ。
ハンドクラッシャー的存在に…」
「ハンドクラッシャーァアアアアァア！！
ぶぁっははは！やっべ、ツボ入った！！」
「いや、だから冗談じゃ…」
久しぶりに吹いてしまった
轟君が無自覚で
ガチなところがまた傑作です。
「はー、心配ないよ轟君。
よく言うじゃない、傷は英雄の証だって。
傷の数だけ強くなれるんだぜ！」
「おぉ、名言だな(人1)君！！」
「どやぁ」
しかし轟君は納得がいかないご様子。
「男の俺らならまだしも
(人1)は女子だぞ。嫁入り前だってのに」
オールマイトと同じ事言ってる…
「確かに！
君はもっと体を労わるべきだ(人1)君！」
何なの、ヒーロー目指してんのに
そんな事いちいち気にしてられないよ…
「いいんだよ、皆が無事ならこんな傷くらい
いくらでも受けますよ」
「(人1)君…っ！！君って奴はどうして
そんなに手の届かない遥か上を行くんだ！
是非その志を俺にも教授してくれ！」
「いやいや…フツーだって。
飯田君が大げさに持ち上げてるだけだって」
「轟君！俺達で(人1)君に
これ以上傷を作らせないよう！
二人で団結して彼女を守ろうじゃないか！」
「そうだな」
「ちょっと待てぃ」
やめて下さい。
轟君も何乗っちゃってんの
貴方達の本業は人々を守る事でしょうが！
決して
ヒーローがヒーローを守る事じゃねぇよ！！
こうして、
何だかんだあったけれど
私達は退院する事が出来た。
「では、チーム名を決…」
「やめなさい」
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月 響 - 黒霧ママ、辛辣。。。 (2018年1月14日 13時) (
レス) id: ea7709e80b (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - ★スプーギーブーギー♪さん» ありがとうございます！勿体無いお言葉を頂き、ホッとしております…2人もこの調子でいけるといいんですが…(汗)頑張ります！ (2016年10月15日 0時) (レス) id: 8e87cc39d7 (このIDを非表示/違反報告)
★スプーギーブーギー♪(プロフ) - 続編おめでとうございます！！リクエストとても面白かったです、あとの二人も楽しみに待ってます！！ (2016年10月12日 12時) (レス) id: 0316c0cefb (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 稲野さん» ありがとうございます！私も敵連合は好きなので絡める時に絡めたいけど彼らの出番が少ない…っ(泣)努力してみます、「お身体にお気をつけて」…良い響き！！元気が出るお言葉をいただき、ありがとうございました！！ (2016年10月11日 3時) (レス) id: 655eb5d76d (このIDを非表示/違反報告)
稲野(プロフ) - 続編おめでとうございます！！原作っぽいノリが好きです。死柄木さんが好きなので絡みが楽しみです。敵連合過ぎです。合宿あるならトガちゃんとも会うのかな！？荼毘君もあるのかな！？続編楽しみにしてます。お身体にはお気をつけて。 (2016年10月10日 11時) (レス) id: fb252672f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無希
| 作成日時：2016年9月25日 17時
