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最初の記念すべき一回は失敗してしまったと、学校へ来てお茶子にすぐ報告をした。
朝から鋭児郎に抱きついていない私が珍しいのか、皆の視線が少し痛い。そんなに珍しいか。それもそうだろう、毎日の習慣を今日はやっていないのだから。
お茶子に報告をすると、「うーん」と何とも言えない声を出す。
「じゃあ、二回目で頑張ろう！」
私の手をお茶子が両手で包み、言った。私もそれに「うん」と返す。正直、今朝ので自信はだいぶ喪失していた。
そろそろ先生が来そうだったので席に着こうと、歩いて席に向かう。すると、どういうわけか一部だけ地面がツルツルとしており、それに滑ってしまった。
ああ、駄目だ。と、背中と頭を打つ覚悟で倒れようとした。目をぎゅっと強く瞑る。
＿＿が、痛みがこない。誰かに助けられたようだ。
「あ、ありがと」
そう言って後ろを振り向くと、眉間に皺が寄っている、爆豪の顔が近くにあった。
慌てて離れる。顔がだいぶ近かったせいか、胸が速く脈打っている。顔には熱が集まっている気がした。
「気を付けろ、クソが」
そう吐き捨てると、彼は舌打ちをして自分の席に座った。
……き、緊張した。
「Aちゃん！大丈夫だった？」
「怪我は無いみたいね」
三奈ちゃんと梅雨ちゃんが、心配し私に声をかける。私は「大丈夫だよ」とだけ返し、自分の席に座った。
(……なんか視線を感じるような)
誰かに見られていたような気がし、辺りを見渡したが気のせいだったようだ。
今日は、朝から色々あったな。
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ムー - 屋上から社会資料室にいつの間にか移動してる……？いつみても可愛いです！特に社会資料室での壁ドン？はドキドキしました！ (2022年9月4日 23時) (
レス) @page28 id: 812daaa6d6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力に自信が有る人 - がわ”い”がっ”だでず〜！キュンキュンしました！ (2022年2月3日 18時) (レス) @page35 id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 切島くんオチの小説は初めて読んだけど、凄く面白かったです！恋する夢主ちゃんはめちゃくちゃ可愛くて、特に告白シーンは最高でした！ (2021年10月5日 19時) (レス) @page35 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
てちじろく - 最高…続きがよみたい…！！！お願いします！！ (2021年6月3日 12時) (レス) id: ce64caf93a (このIDを非表示/違反報告)
Mizu(プロフ) - めっちゃキュンキュンしましたーーーーー！！！最初から両片思いだったなんてちょー可愛すぎます (2020年5月15日 13時) (レス) id: 4855926a40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hermia x他2人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kakuumusou1/
作成日時：2018年1月3日 23時
