和輝の恋人

☆ ページ36

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昨日送られたAちゃんの家の地図を頼りに行くと、そこはおっきい家があった。



「でか…」



大きすぎて言葉が出ない。



チャイムを鳴らすと女の人が出てきた。Aちゃんのお母さんかな？



「お邪魔します！」



『和輝くん！』



「今日は人が多いだろうから手伝おっかな？って」



Aの母「ありがとう助かるわ」



Aちゃんは驚いていて、雅人くんは俺の足元でぴょんぴょん跳ねている。



「聞いてよAちゃん〜」



『またお姉さん？』



「そうなんか機嫌良すぎて、怖い」



俺が家族の話をするとAちゃんは嬉しそうにする。



御行とかに話すとお前はシスコンか！って言われるけど。でも御行もシスコンだよね！妹さんのこと相当好きみたいだから。



『和輝くん飾り付け頼んでもいい？』



「うん！」



本当は一緒に料理したかったなぁなんて。



「これはここかな？」



『まーさーとー！和輝くんとお父さんのお手伝いして！』



雅人「はーい」



『返事だけはいいんだけどね…』



「雅人くんこれをここに置いてくれない？」



雅人「うん！」



みんなに配るためのお菓子なのか大きい入れ物に入ってる。



それに手を伸ばす雅人くん。怒られるよ？そんなことしたら…



『雅人、お手伝い頑張ったらクッキーあげるよ』



ノールックでAちゃんがそう言うと雅人くんはすっと手を引っ込めた。



果たしてAちゃんが雅人くんがお菓子を取ろうとしてたのに気づいてたのか分からないけど、扱いになれてるなって思った。



うちの姉ちゃんならすぐ怒ってるだろうね。←ちょっと！By桃子





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作者です！


皆さん2020年どんな年になりましたか？コロナなどもあり悲しいニュースもありました。

ですが、違う形ではありますがコンサートがあったりして楽しんだ方もいるんではないでしょうか？

色々ありましたが、濃い1年になった気がします。

良いお年をお迎えくださいませ！

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