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俺に拒否権はないわけ?の段 ページ9












雑渡「いってらっしゃーい、A」



『アンタのせいだけどな』



諸泉「私達もたまに行くからな」



『爺は連れて来んなよ、諸泉』



雑渡「今からでも6年生に変えてこよっかな」



『嘘です、すみません』





嫌だよ?6年生は。



はぁ.........爺一生恨むからな、覚えてろよ。





雑渡「ついていこうか?」



『いい、へーき』



雑渡「この前忍術学園と反対方向行ったの誰だっけ?」



『...、諸泉案内して』



雑渡「も〜、そこはAの「父上」である私でしょ!!普通は!!!!」



『アンタの子供になった覚えはない』





ただの養子だろ、俺は。



誰も爺の子供になった覚えはねぇし、そもそも育てられてもない。





『諸泉、行こっか』



雑渡「あ、尊奈門今から任務だよ」



『え、マジ?』



諸泉「はい、すみません...」





マジかー、えーどうしよ。



高確率で迷うよな...、どうしよ。





『んーじゃぁ、高坂』



雑渡「だ〜か〜ら!!!私も用事あるからそのついでに案内するってば!!」



『えー......』





コイツの隣歩くよりは1人で行った方が良いんだけど。



ていうか、組頭がそんな子供みたいな感じでいいの?タソガレ大丈夫そ?


まぁ、組頭は............強いもあるけど、何だかんだ言って頼れる...からな。うん





雑渡「ほら、A行くよ。遅刻しちゃうでしょ〜」



『...はいはい』





結局、爺の隣歩かないといけないのね...

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作者名:霧-fog- | 作成日時:2023年12月29日 21時

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