俺に拒否権はないわけ?の段 ページ11
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ー庵ー
あの後、事務員の小松田とかいう奴に案内された。
そして、今説明されてるんだけど...
〘ヤバい、眠くなってくる((〙
昔からこういうのは得意ではなく、気付いたら寝ていて何一つ覚えていない、というのが俺だ。
どうせ今回も寝て覚えてないんだろうなぁ...なんて。
学園長「うむ。お主のクラスは5年ろ組としよう。」
『5年ろ組...、』
どうやらクラスは"いろはにへほと"、と別れているらしい。
そんで、俺はろ組らしいが...、さっきから気配が感じるな。
天井に床下...、多分先生と同級生達だろ?
隠れるなら、ちゃんと気配消せよ...バレたら意味ねぇだろうが。
学園長「これが忍束じゃ。部屋で着替えるといい。」
『どーも。』
おぉ、新鮮...
タソガレドキは茶色だったからな...あ、外に出る時は着替えたよ?流石に。
でも、城に居るときは違和感が無いようにって忍束を渡されたからな。
学園長「あ、そうそう、お主は1人部屋じゃ。」
お、ラッキー。
1人なら何してもバレないじゃん。
爺の愚痴を漏らしてもいいわけでしょ?おっしゃ!!
学園長「これで説明は終わりじゃ。後は同級生に案内してもらいなさい」
同級生ねぇ...どうせすぐ忘れると思うけど。
俺は興味ある奴しか覚えないんだよ。まぁ、覚えようともしてないけど。←
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作者名:霧-fog- | 作成日時:2023年12月29日 21時