Pretty (ページ7)

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ご飯を一緒に食べてロロともだいぶ打ち解けてきた。

全員ご飯を食べ終わったので雑談タイム。

そういえば2人は同じ部活なんだっけ。

チソンくんは確かバスケ部って言ってたから、ロロもバスケ部かあ。なんか似合うな2人とも。
バスケしてるとこ、みてみたいかも。

「2人は今日も部活？」

「うん、今日も...」

「あ！？」

「！？」

なんとなく聞いてみると、チソンくんが突然大きな声を出すからびっくりして肩を跳ねさせてしまった。

「チソン、どうしたの」

「Aっ！ちょっと僕の後ろに隠れてっ」

「え？え？」

ロロがチソンくんに聞くとチソンくんは急にそんなことを言い出した。え？なになに？隠れる？なんで？？

意味がわからず頭にハテナマークを浮かべていると、ロロが廊下をチラッとみて納得したように笑った。

「そういうことか」

「そういうことか？」

全然わからなくてロロの言葉をオウム返しする。
なんでロロは理解したの？廊下になにかあった？？？

「A、いいからっ」

「チソンア～？？」
「うわ！」
「あ～あ、遅かったね」

チソンくんが変に焦っているのを不思議に思っていると聞き慣れない声がした。

声のした方を見るとなんだかかっこいい人が立っている。わあ、かっこいいなあ...

チソンくんの知り合いかな？
　

ぼーっとその人をみていると、その人もこっちをみて近づいて来た。

え、え、え、なにっ！？

びっくりして動けずにいるとその人はすぐ目の前に来て、わたしの手をがっしりと掴んだ。