Pretty (ページ42)

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今日はバイトの日。チソンくんを部活へと見送って、わたしもバイト先へ向かう。

バイトには大分慣れてきて、ヨンホさんともジェヒョンさんとも気楽に話せるようになってきた。

今日はヨンホさんと2人で店番。

平日だからお客さんもそこまでいなくてゆるやかな時間が流れている。いつもこんな感じなので適度に忙しくなく、バイト先としては本当に正解だったなあとしみじみ思う。

ヨンホさんが新しい豆を試したい！と意気揚々とコーヒーを淹れてくれているのを待つ。ヨンホさん楽しそう。新しい豆、楽しみだなあ～...

するとドアについているベルの音が鳴る。

ドアの方を見ると、同い年くらいの男の人が入ってきた。

わあ、目がくりくり...。かわいい顔だなあ...。

その人はこっちを見てジャニさんに向かって手を合わせる。

「ごめんヒョン！先生に呼ばれて遅れた！」

「おはようマク。大丈夫だよ、お客さん少なかったからね。...あ、Aちゃん初めて会ったよね？この子はマク。アルバイト仲間だよ。
で、マク、この子はAちゃん。ちょっと前に入ったんだ」

マクさんは今わたしの存在に気づいたようでこちらをみて、「ああ！そうなんだ！」と大きく目を見開いて手を叩く。

リアクションが大きい人なんだなあ...

あ、というかジェヒョンさん以外のもう1人のバイトの人...！この人なんだ！

...なんでこんなにお顔がいい人ばっかりなの...？？

「Aです！よろしくお願いします、マクさん」

マクさんは笑顔でこちらこそよろしく！と返したあと、「あ！俺着替えてくる！」とスタッフルームに入っていった。