【文スト】彼に酔しれ堕ちていく【短編集】 (ページ19)

今日:6 hit、昨日:16 hit、合計:381,786 hit

罰ゲーム【中原中也】ページ19

音無侑音様リクありがとうございます！

宣言通り、更新です。

さっきから通知が止まりません。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

私は今、目の前にある服とにらめっこをしている。

数年前、巷で有名になった童○を殺すセーター。

此れは先程、中也とゲームをして、負けた罰ゲームとして手渡されたもの。

仕事柄、もう済ましている筈なのだが何を思って此れを選んだのか。

と云うか何で持ってるんだ。

『…仕方ないか。』

自分の服に手をかけ、脱ぎ出した。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿

『中也ァ～。』

扉を開ける。

中也を呼ぶと、此方へ振り向いた。

すると目を見開いて固まる中也。

『に、似合ってる？てかこれ似合ってるとかそう云う問題？』

ヤバい…凄い見詰められてる……！

如何しよ、何か云った方がいいのかな？

すると途端、中也が後ろを向いた。

良く見ると何か赤い……？

『……照れてる？』

「違ェ……」

照れてるじゃん。

可愛いなこいつ。

私は一寸した悪戯心で中也に後ろから抱きついた。

『えへへ…！中也大好き！』

すると回した腕をほどかれる。

途端、中也は前を向くと、再び私を抱き締めさせた。

「前の方がいい。」

私は恥ずかしくなって、中也の胸板に顔を埋める。

中也は優しく私の頭を撫でる。

ソッと顔を上げると、口を塞がれた。

「口開けろ……。」

中也の云う通り口を開けると、ヌメッとしたものが口の中に入ってきた。

中也の手は、大きく開いた脇の部分をツーッと撫でている。

キスとの総攻撃で、あえぐ声も増す。

『…んっ、んぅぁ……！』

「気持ち良さそうじゃねェか…？」

『らってぇ……！』

どんどん頭は回らなくなり、呂律もろくに回らない。

腰は抜け、中也に支えられている状態だ。

唇と唇が離れると、水のいやらしい音が部屋に木霊する。

中也は目を細めて愉しそうに云った。

「…もう、我慢出来ねェよ。」

近くのソファーに押し倒される。

私は、中也に凡てを委ねた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「あァ？まだ足りねェ？……一番右の星押して今度は寝台で待ってろ。

　さっきより激しくしてやるよ。」