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side Midoriya
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彼が1-Aの教室に来たのは、
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いつも通りだった朝、いつもと違った
時間になってドアから入ってきたのは、相澤先生と足以外を拘束されたボサボサの長い髪をもつ、小さな子。
相｢今日からこのクラスに《監視》という名目で編入する事になった、
こいつは《普通》とは違う所も多々あるから、あまり油断し過ぎない方が良い。
……万が一、こいつが危害を加えてきたら個性を使っての正当防衛を許可する。
各自で対処してくれ｣
クラス中から｢監視？｣｢あんな小さな子に正当防衛？｣といったような疑問の声があがる。
ざわざわした教室内、キョロキョロと忙しなく見回していた常ツ御門くんは僕達の方をじっと見詰めた後相澤先生を見上げ、
｢あいざ、さん。異異、ここで何する、の…？
コノおにーさんとおねーさんたち、中身見てイイの？｣
相｢ダメだ｣
こてっと首を傾げて問う高い声、表情を変える事なく一言で断じる低い声。
｢な、で…？なっ…で、ダメなの！？
異異、見たい！異異、中身見るのっ！！｣
癇癪を起こしたような舌っ足らずな声をあげる常ツ御門くん。
すると、ぐらりと教室が揺れる。
｢地震か！？｣と誰かが叫んだ刹那、相澤先生の捕縛武器が常ツ御門くんを拘束し床から持ち上げた。
ピタリと収まる揺れ。
響く怒気を孕んだ相澤先生が彼を呼ぶ声。
静まり返る教室。
｢……っ、ぁ、ぅう…っぁ、あいざ、さ、のばかぁ〜っ！！｣
大声で泣きじゃくる彼、ため息をつく相澤先生。
学校生活、どうなるんだろう…。
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作者名：Silly Alice | 作成日時：2018年4月8日 15時
