Summoned Beast ページ10
窓や遮光カーテンが閉め切られた、薄暗い部屋。
一般的、とまでは行かないだろうが、まだ“普通”に分類されるであろう部屋に存在する圧倒的な違和感。
口では表現出来ぬ程の美しい毛色に艶やかな毛並み、そして優しげでありながら凛とした雰囲気を纏う、巨狼。
腹上で眠るローブの人物を見守るように、慈しみ深い瞳を向けている。
気を失うように眠りに就いた腹上の小さな人物から、耳へ確かに届く鼓動。
遥か遠い昔に交えた約束のため ── 否、自分の願いのために、巨狼は現れたのだ。
虐げられ、追放され、孤独と飢餓に苛まれていた自分に手を差し伸べ、満腹になるまで食べ物を与え、居場所まで与えてくれた恩人を今度は護るのだ、と。
──もし近付く者が居れば、迅速に排除できるように。
巨狼はただ、主人の元へ侍る。
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Alice(プロフ) - ロットさん» ありがとうございます！夢主の説明部しかまだ書けておらず、全然ヒロアカ感無いですよね、すみませんm(_ _)mヒロアカ感が出るように、更新頑張りますね！ (2018年1月22日 1時) (
レス) id: 9007c89a5c (このIDを非表示/違反報告)
ロット(プロフ) - 面白いです！ヒロアカ感をもっと出して欲しい (2018年1月22日 0時) (レス) id: a2aee53916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2017年5月18日 23時
