『嫉妬』から生まれた少女(SERVAMP) (ページ6)

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憎悪少年ページ6

ガラッ

あ「っ!!!」

障子が開くと同時に顔を布団にうめる。

ヒュー「何をしておるのじゃ？」

鉄「寝癖でもついて．．．気にしてるのか？」

あ「あれ．．．あなた達は？」

鉄「俺は千駄ヶ谷鉄ここの温泉宿の後継者だ、こっちは相棒のヒューだ。」

あ「鉄さんにヒューさん？ヒューさんって子供」

ヒュー「我輩をなんだと思ってるんじゃ!!!我輩は吸血鬼じゃぞ！！」

あ「吸血鬼!?」

鉄「あ？初めてだったか？」

あ「ちが．．．います。」

ヒュー「お主は誰じゃ？倒れてたところを鉄と我輩がここに連れてきてやったのじゃぞ」

あ「その件に関してはありがとうございます。僕の名前はAです。」

鉄「Aっていうのか。」

ヒュー「吸血鬼を知っとるのか」

あ「えぇ。」

その吸血鬼が僕だなんて言えっこない。

ヒュー「お主．．．何か隠してるようじゃの。」

あ「え．．．」

僕の目の前へ歩いてくるヒュー。
そして、手や頬や髪を抓られたり触られる

あ「いひゃい．．．」

ヒュー「体温が異常に低いの．．．お主吸血鬼じゃな。」

鉄「そーだったのか？気づかなかった。」

あ「ぅぅ。」

ヒュー「で、誰の下位吸血鬼じゃ？」

あ「さ、下位吸血鬼？僕は憎悪の吸血鬼って．．．憂鬱やC3が。」

ヒュー「な、なんじゃと!?憂鬱にC3じゃと！？」

鉄「なんだ、ヒュー知り合いか？」

ヒュー「C3はもちろん。憂鬱とは先日我輩1人の時に会ったのじゃ！」

あ「ど、どういうこと。」

ヒュー「話せば長くなるの」