貴方を慈しむ

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K.Yugo side




阿「高地、好き。高地の事が好き」

優「へっ……？」




阿部くんに連れられて、阿部くんがなにやらボソボソ喋ってるなと思っていたところに告げられた言葉。阿部くんが、俺を……好き？
まさかそんな夢みたいな話……え、



優「や、やだなぁ〜阿部くん。そういう冗談はキツいっすよ？」


嘘だと思って、後悔しないためにも軽く茶化すように阿部くんに言う……けど阿部くんの顔は真剣。冗談でないことくらい俺でも分かる。



阿「高地は、俺のこと嫌い？」

優「そんなわけ……！」


そんなわけないじゃん……俺は、俺はずっと阿部くんが好きだったんだ。でも男同士だから、俺らジャニーズだから……そう簡単には上手くいかない。グループにも支障をきたしてしまうかもしれない。怖いんだ。グループが崩壊するのが。



阿「高地。高地の気持ちを教えて？」



でも、そんな阿部くんの優しい声聞いちゃったら、我慢できなくなっちゃうよ。



優「俺も…好き、阿部くんが好き。バカレアの時から…恋は自覚してた」

阿「ふふっ、鈍感な高地でも気づくんだね」

優「ちょっ、それどういうこと！？」



俺の反応が阿部くんにとって面白かったのか、いつものような笑い方で微笑む阿部くん。しばらくムッとしていると、阿部くんがおもむろに俺の頭を撫でた。



阿「高地。俺らは男同士、ましてやジャニーズ。困難が俺たちを襲うと思う。でも……俺は高地と一緒にいたい。高地……好きです。俺と付き合ってくれませんか？」

優「……もちろん、喜んで」



見事、お互いの恋が成立した俺らは……どちらからともなくキスをした。
メンバーが見てるとも知らずに……。









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京「高地あざとい…」
ジ「俺の高地がっ…」

佐「あざとい二人が付き合ったー！あざといカップルであざカップル？」
蓮「痣カップル？」
宮「目黒、解釈違い」

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