貴方を慈しむ

・ ページ17

．




Juri side





『じゅりぃ』
『樹…………樹……』


樹「ハッッ！！！」


俺なんで床に倒れてるんだ…？
あっ、そっか高地が珍しく甘えてきて、その姿があまりにも天使で天使で天使だったから俺、マジで昇天しかけたのか……。
そういえば高地は？と高地の方を見ると、


京「こーちあざといっ」

慎「高地可愛い♡」

優「？」


きょもと慎太郎に甘えていた。あれ、そういえば北斗は……？ 周りを見渡すとジェシーの横に倒れているであろう影が。


樹「……北斗？」

北「………………………………………………なに」

樹「大丈夫か？」

北「…………大丈夫なわけ、ないじゃん。なにあの生き物。は？可愛すぎるんだけど。天使？天使なの？可愛すぎて罪！起訴！はああああ、あんな高地昔は居なかった。いや昔から可愛い顔立ちしてたけど。でもあんなふうに甘える人じゃなかったのに甘えてくれるってことは信頼してくれてるってこと？ね？高地？？？ あ"ぁぁあ可愛い可愛い可愛いよォ！」



……ダメだ、北斗が壊れた。骨は拾ってやるよ。



ｼﾞｪ「んー、よく寝たぁ〜」

樹「あ、ジェシー起きた？」

ｼﾞｪ「うん。幸せな夢を見ていた気がするんだよねAHAHA……？」


優「たいがぁ、しんたろー」

慎京「可愛い！！！！！！！」


ｼﾞｪ「AHAHA……どうやら夢じゃなかったようだね！」

樹「ちょ、行くな！行くなああ！」


……ダメだ、このままだと収拾つかなくなる。高地に何かあったのかもしれない。甘えてくれるのは嬉しいんだけど、様子が違うというか。よしっ、話を聞いてみよう！

・→←たまには(st×yg総受け)R

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す