Heat up＊09 ページ9
「そ、それはちょっと私には難しいんじゃないかなぁ」
よくわからないことには首を突っ込まない方が良いって昔、坂田に言われたし
「へぇ…僕、暴走した時の記憶ないけど今2人っきりだしそれなりのこと出来ちゃうよ？」
真冬君から顔を逸らすと、耳元で吐息をわざとかけてくるようにそういう
いぁぁあぁぁあっ
そんな人じゃないと思っていたからか、
耳の弱い私は少し涙目になって真冬君を睨む
すると、悲しそうな顔をして
「…だけど、僕そんなことできないから…一生の…お願い」
急に弱々しい顔をする
「……わかった…」
ダメだとわかってたし、
坂田に言ったら、絶対怒られる内容なのは理解してるのに
また断れなかった。
「やったぁ！！」
嬉しそうにぱぁぁぁっとキラキラした表情をして桃色のふわふわしたオーラが真冬君の周りに見える
とりあえず、午後の授業は受けたい(受けないとやばい)ということで真冬君を保健室に残して、教室に戻ることにした。
まだ昼休みの時間だったみたいで沢山人が廊下にいた
「A」
歩いてたら名前を呼ばれた
「坂田」
「なんか、教室行っていなかったからびっくりしたわ…」
「ごめんごめん」
何か私に用事でもあったのかなと思えてきた
「どこか行ってたん？」
そう聞かれて
「ほ………」
さらっと答えるところだった
「ほ？」
「えっいや、その本読みたいなと思って図書室に」
本当は、図書室なんかじゃなくて、怪我人でもなんでもない自分が保健室にいて、しかも男の子と居たなんて言えないんです
「へぇ…保健室に男の子と2人きりだったん？」
「ええええ」
どうしてわかったの？っと口をパクパクさせると
クスクスと笑って私の頭を撫でた
「全部口から出てたで」
A、いつもそうやんって言われて
やらかしたことを知った。
「…うん、保健室に午前中居ましたね」
断念してそういうと
「その男の子は誰？」
と聞いてくるから、これまたさらっと
「えっと、隣の…」
ああああ、危ない
隣の席の真冬君って言うところだった
って思っていると、
少し悩んで私と目を合わせた坂田は私の考えてることがわかる超能力でも持っているのだろうかという発言をする
「ああ、隣の席の子か」
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Rmd(プロフ) - ちょこさん» ちょこさん、読んでくださりありがとうございました！！このお話の後は書く機会がありましたら、書こうかと思います^^ (2019年10月22日 22時) (
レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2019年10月20日 16時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 媛優さん» ありがとうございます！！この作品が貴方様の勉強へのやる気へ繋がったのなら嬉しい限りです！！！読んでくださり本当にありがとうございました！！ (2019年5月4日 22時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
媛優(プロフ) - あぁ…凄く…凄い作品でした(語彙力が…)この作品のおかげで、勉強頑張れました。ありがとうございました。そして、お疲れさまでした！ (2019年4月30日 12時) (レス) id: d3ef2b085e (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - わたあめさん» 今回も読んでくださりありがとうございました！どちらも推しということでこの作品を読んでいただけてとても嬉しいです！！次回作も是非楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2019年4月24日 22時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rmd | 作成日時：2019年3月27日 22時
