Heat up＊01 ページ1
それは唐突だった。
たまたま同じクラスの隣の席の男の子の彼
相川真冬。
日直で、教室に残っていた時のことだった。
「顔紅いけど、どうしたの？」
「…んん、なんか今日怠くて…」
いつもニコニコしている彼がとろんとした表情をしているのだ
「それ、早く帰った方がいいよ！！」
そっかな？なんて言われて、私は頷く
「ごめんね、Aちゃん」
日直なんかのせいでこの時間まで残してしまったようだ
ふらふらとしながら席から立ち上がった彼は
すごく怠そうな顔をしている
もしかして、高熱？そう思って私は思わず彼の額に手を当てた
*
その瞬間、パシッと私の手を掴んだ
「………真冬君？」
「ふふっ…」
「えっと大丈夫…？」
「カワイイコだね？」
赤い瞳を揺らして、口角を上げた彼
「真冬君…？」
「僕の好みだよ？」
にっこり笑ってその手を引っ張られたかと思うと
顔を近づけられた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 564人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rmd(プロフ) - ちょこさん» ちょこさん、読んでくださりありがとうございました！！このお話の後は書く機会がありましたら、書こうかと思います^^ (2019年10月22日 22時) (
レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2019年10月20日 16時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 媛優さん» ありがとうございます！！この作品が貴方様の勉強へのやる気へ繋がったのなら嬉しい限りです！！！読んでくださり本当にありがとうございました！！ (2019年5月4日 22時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
媛優(プロフ) - あぁ…凄く…凄い作品でした(語彙力が…)この作品のおかげで、勉強頑張れました。ありがとうございました。そして、お疲れさまでした！ (2019年4月30日 12時) (レス) id: d3ef2b085e (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - わたあめさん» 今回も読んでくださりありがとうございました！どちらも推しということでこの作品を読んでいただけてとても嬉しいです！！次回作も是非楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2019年4月24日 22時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rmd | 作成日時：2019年3月27日 22時
