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【役職】
司法課


【使い魔】
シベリアンハスキーの♂。名前はパティーシェ。
主人に対してとても忠誠心が高く、命令されない限り眉ひとつも動かさないほど従順。
基本吠えることは無いが有事の際には危険を知らせるため遠吠えする事がある。
デリシオ本人が若干方向音痴なため、外出する時に彼の横に現れては自らナビ代わりになる。
首輪の代わりに首元には先端にPatissierと刺繍が入ったネクタイをリボン状にして巻いている。


【サンプルボイス】
一人称…俺
二人称…お前

「司法課に勤務しているデリシオ・ペリグロソだ。好きなように呼んでくれて構わない。
厶………いや、好きなようにとは言ったがやはりファミリーネームだと少し距離を感じてしまうな。
前言撤回する、デリシオと呼んでくれないか?」

「元リングラヴィン寮生には見えないとよく言われるのだがそうか?
こう見えても俺は一途なんだがな」

「フィナンシェ…!嗚呼、会いたかったぞ。俺のフィナンシェ……。少し見ない間にまた美しくなって……嬉しい反面、誰かに取られてしまうのでは無いかと余計に心配してしまうな……。」

「パティーシェ、ステイ。…ここから先は使い魔同伴は通行禁止らしいな。
すまないがパティーシェ、少し待っていてくれ。
帰りにご褒美でも買ってあげるから良い子でな……グッドボーイ、すぐ戻る。」

「包丁を持つ時は猫の手……?
俺の手は猫の手じゃないんだがどうすれば……申し訳ない、俺としたことが準備を怠ってしまった…次からはきちんと用意するようにしよう」

「結婚か……33歳までに結婚しないといけないとは言われているが、そもそも俺には愛する婚約者(ミルフィーユ)がいるから心配いらないな。
それに第一、祖父のようにはなるなと強く言われている。」

「祖父はペリグロソの恥晒し……と皆口を揃えて言うが俺はあまりそうとは思えなくてな。
確かにペリグロソの人間として許されるべき行為ではないが、それでも俺は……好きな人と心中(そこ)までできるのは愛ゆえだろうから……少し羨ましい。」

「一つだけ、これだけは頼む……可哀想とは言わないでくれ。俺は自分自身の生まれを不憫に思ったことは1度もない。むしろ恵まれた方だと思っている。それに尊敬する祖母を勝手に気の毒だと思われるのは俺も、祖母も癪に障るだろうから。
……そういう事だ、以後気を付けてくれ。」

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作者名:甘夏蜜柑 x他1人 | 作成日時:2022年6月19日 4時

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