この奇跡に、感謝 ［ 紫 ］− 1 −

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“ 元気な深澤さんに会いたいけどね笑 ”




「あ、」




やってしまった。



看病してあげてもいいけど、

って文字を打ち忘れた。




やばい。


これだと単純に会いたいと言ってるようなもんだ。




いや、実際にそうなのかもしれない……。





深澤 “ いいよ ”


深澤 “ いつ会う？ ”




やばい…。


確実に私が誘ったことになってる。


いつ会うって質問は、
私に日程を決めさせようとしてる。



いや……え、どうしよ……。




とりあえず、今月夜勤明けや予定のない日を
数日提案してみた。


そしたら、



深澤 “ その日全部会う？わら ”


“ それはちょっと遠慮しておきますね！笑 ”


深澤 “ なんでよ！！わら ”


“ 何となく笑 ”




そんなやり取りをして、
彼の予定と合った日に会う約束した。




約束をしてから、
あ、この日…と思い出したけど、まぁ今更だ。





.





会う約束をした当日。


夜勤明けで朝に家に帰宅。


適当にご飯を作ってシャワーを浴びて寝る。



夕方、アラームで目を覚まし、
深澤さんへのLINEの返信をする。





19時くらいには帰れると思うということだから、
19時半くらいに家に着くように準備をして家を出た。




やっぱり彼はアイドル。


外で食べるより家の方がありがたいと言うから、
彼の家になったのは日程を決めた日に言われた。





あぁもう着いちゃう。

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