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何もかもが整理出来ない。

大我くんとひとつに繋がったことも
悠乃に実は彼氏がいたという事実も……。

そんな私を見て笑ってるだけの大我くん。

いや、えっ？

混乱する中、私のお腹が鳴った。

いや、今は違う！と自分に言い聞かせようとしてるのに、
お腹空いた？なんて笑顔で聞いてくる大我くん。

「ふふっ…。」

大我「俺はお腹減った。」

「ふふっ。ご飯食べてく？」

大我「いや。」

「そっか。」

大我「泊まっていってもいい？」

「へっ？」

泊まってく？

普段聞かない言葉にフリーズしてると、

大我「悠乃ちゃん帰ってこないみたいだし。ダメ？」

「……。」

大我「ん？」

「悠乃のこと…私より、知ってる…。」

大我「えっ？いやいやいやいやっ！
さっき会った時に言われただけだから。」

「…ふふっ。さてと、ご飯作りますね。」

大我「うん。」

キッチンに立ち、
スマホを見ると悠乃からLINEが届いてた。

悠乃 “ 気持ちよさそうに寝てたから
言えなかったんだけど、
今日は友達の家に泊まるね！
明日スタジオには直で行くね！！ ”

大我くんから聞いたよ。

私よりも先に悠乃の情報を知ってて悔しかったよ。

それに私に内緒にしてることあるでしょ！

いつか教えてよね。

なんて心の中で言いながら、
分かったよーとだけ返信してご飯作りを始めた。