113 樹side ページ13
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慎太郎「北斗も行こうよ。」
北斗「いや、明日マジで撮影早いんだって。」
摩耶「Aも行くけどなぁ。」
慎太郎「ほら、ねっ？」
北斗「えぇー？Aさん行くの？
今日も早かったし明日同じ時間の入りなはずだよ？
いやぁーAさん行くとしても俺はパス。」
何度説得して誘っても、断り続ける北斗。
諦めて5人で行くことにした。
樹「Aちゃんに会えんじゃん。」
大我「うん。」
樹「良かったな。」
大我「うん。」
樹「もっと喜べよ。笑」
大我「ふふっ。」
まぁ今さっきも会ってたけどね。
愛華ちゃん達に教えてもらったクラブへ
時間通りに5人で行くと、
案内されたVIPルームには既にL!nkの4人が揃っていた。
いらっしゃーいとテンション高めに立ち上がってる3人と
ソファに座っていつもと変わらないAちゃん。
Aちゃんの隣に真っ先に腰掛けたきょも。
おつかれと会話を交わしてる姿が何となくぎこちない。
樹「うわ、ここめっちゃ特等席じゃん！」
悠乃「そうだよ。ここからの眺め最高だから。」
下は溢れんばかりの人で埋め尽くされてる。
そりゃああのアーティストを
間近で見られるなら来るよなぁ。
オープニングアクトとして出てるアーティストは
俺らの知らない人でソファに座り酒を飲みながら
みんなで話していた。
摩耶ちゃんがSixTONES 6人の踊り癖を真似出来る
と言い出し、摩耶ちゃんにみんなの視線が集中した。
摩耶「あ、でも北斗くんと大我くんが
上手いのはAだから。」
「ちょっ、巻き込まないでよ。」
摩耶「いいじゃん。いいじゃん。ほら立って！」
「えぇ…そもそも松村さん居ないんだから
真似しなくてもよくない？」
ジェシー「良くない！」
慎太郎「動画撮っとこう。」
「えぇ…。」
摩耶ちゃんに腕を引っ張られ
乗り気じゃないAちゃんが立ち上がった。
愛華「A頑張れー。笑」
こういうのは本人の前でするものじゃないんだよ？
と摩耶ちゃんに言っていたAちゃんだったけど……
披露してくれたきょもと北斗の真似は
納得が出来る似ていた。
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作者名：popo | 作成日時：2023年4月15日 20時
