023 佐久間side ページ23
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佐久間「さっきの人達は昔の仲間？」
「仲間、って言っていいのかは微妙ですけど、
子どもの私を子ども扱いしないで
一緒に居てくれた人たちです。
それを仲間って言うんですかね？」
佐久間「じゃない？
あんなに輝いて踊ってるA見て、
佐久間びっくりしたわ。」
「ふふっ。ほんとみんなに言わないでくださいね？」
佐久間「もちろん。」
2人だけの秘密だから
とさっきのAのように
人差し指を口元に近づけると、微笑まれた。
佐久間「ねぇ…なんでダンスやめちゃったの？」
「……。」
聞かないでほしいと思ってるのは知ってる。
この前だって、すごい嫌そうな顔をしたから
照によろしくとお願いして
2人をみんなから離したんだから。
「……私、人を殺 したんです。」
佐久間「えっ……」
彼女の口から出た言葉は、壮絶な理由だった。
「自信に満ち溢れたライバルがいました。
私が1番だ。1番になるのは絶対に私だって。
ある日、ダンスショーのオーディションが開催され、
最終選考に私と彼女が残りました。
私、そのオーディションで
この子に負けてもいいやって思ったんです。」
佐久間「……。」
「別に1番に囚われてまでショーに出る気は無いし。
ステージに立てたらいい。
そんな生半可な気持ちでオーディションを受けて…
手を抜いた私は練習通りの踊りが出来ました。
でも彼女はガチガチに緊張して……
結果どっちが選ばれたか、想像つきますよね？」
佐久間「A…。」
「そう。私が選ばれたんです。
周りの生徒が見ても一目瞭然だったよ
って由果は言ってくれたんですけど、
100%を出し切ること無かったやつに
この私が負けるはずがない。
なんで負けたんだ。1番は私のためにあるのに。
そういう妬みから私への態度が酷くなって、
でもその反面周りのみんなが
彼女への態度が酷くなって……病んで命を絶ちました。」
佐久間「……。」
「彼女の母親が家に来て、こう言ったんです。
人殺 し。あんたさえ居なければ
娘は死ぬことなんてなかったのに。
あんたのせいで……。泣きながら、何度も人殺しって…。」
佐久間「ごめん、もういい。無理して言わなくていい。」
街灯に照らされるAの目には涙が溜まっていて、
聞かなきゃよかったと後悔した。
でも、
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popo(プロフ) - シホさん» はじめまして！コメントありがとうございます！ドカンと更新…今回はプチ更新になってしまいすみません💦ページの関係上お許しください🙇♀️ (2023年4月5日 21時) (
レス) id: 04320e5dc3 (このIDを非表示/違反報告)
popo(プロフ) - shusayuazu423さん» コメントありがとうございます✨読んでくださりありがとうございます！今後の展開、ご期待に添えてなかったらすみません。最後まで読んでくれたら嬉しいです！！よろしくお願いします！！ (2023年4月5日 21時) (レス) id: 04320e5dc3 (このIDを非表示/違反報告)
シホ(プロフ) - 初めまして！楽しく拝見させていただいてます！ドカンと更新してください！この後の展開が気になりすぎます！！ (2023年4月5日 19時) (レス) @page34 id: 0729858eff (このIDを非表示/違反報告)
shusayuazu423(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます！今後の展開が楽しみです！ (2023年4月5日 18時) (レス) @page34 id: 781ce4f177 (このIDを非表示/違反報告)
popo(プロフ) - Hanaさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！！頭の中で、あれもこれもと描きたいものは浮かんでるので、余裕が出来たらお届けしたいと思ってます！これからもよろしくお願いします(^^) (2023年4月3日 8時) (レス) id: 04320e5dc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：popo | 作成日時：2023年3月30日 22時
