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急いで戻ってきた私たちに驚いているマネージャー。

どした？なんて呑気に聞いてくるマネージャーに
話は後でするから急ごう！
と本当に急いで着替え始めた3人。

釣られるように私も急いで着替えた。

ゆっくりでいいはずなのに、
今日一番早く現場を後にしたと思う。

で？何があったのよ？
と運転席のマネージャーに聞かれたにも関わらず、
あの目はやばかったよねと摩耶が口を開くと
女子のマシンガントークが開催された。

愛華「あれ、確実にA狙いだったよね。」

摩耶「だよね！席座ってる時見た？
あの人、ずっとAの事見てニヤニヤしてんの。
まじで気持ち悪かったからね。」

悠乃「見た！あれはキモかった。」

愛華「しかもさ、ご飯行きましょう
って確実にAだけに言ったのに、
あ、あ、みんなも一緒にぃーとか
取って付けたような感じでさ、ないわぁ。」

摩耶「いや、思った！
絶対断られるって分かったからみんなもとか
言い出したんだよ！ウザって思ったもん。」

悠乃「みんな一緒だとしても断るっつーの。
あんな男にAを取られてたまるかってんだ！」

摩耶「ねっ！絶対嫌だったよね！
マジ悠乃がさ、充電ないとか嘘ついてくれて、
さすがだったわ！」

愛華「ほんと！充電器なんて
持ち歩いてないわけがないのにね。笑」

悠乃「いや、愛華の方がさすがだったじゃん！
あの場から逃げれたのは間違いなく愛華のおかげよ？」

愛華「本音言うと、おめぇ気持ち悪ぃんだよ！
って言ってやりたかったけどね。笑」

摩耶「それは言わないで正解だったわ。笑」

ペラペラと話し続ける3人に、相づちを打つだけの私。

思ってたことを全部言ってくれてるから
別に自分で発する必要が無い。