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「その……今はL!nkの活動を大切にしたい。
あと数ヶ月しか…4人での活動が出来ないし……。
で、もし、今付き合って…
大我くんへの気持ちが大きくなって
…L!nkのことが疎かになるんじゃないか、不安、で…」
大我「Aは、それはないと思うけど。
L!nkを最優先にしてるのも知ってるし。」
「うん……その……ごめん…なさい。
あの……他にも色々あって……今は、付き合えない。」
大我「……。」
「す、すごいわがままだって分かってるんだけど…
L!nkが解散するまで待って、てほしい。
ってほんとわがまま過ぎるから、
もちろん、その間に大我くんに好きな人が出来たら、
それはそれで…いや、自分の言ったことに
後悔するだろうけど…でも…うん。
あと数ヶ月はL!nkとして、真っ当したい。
だから、ごめんなさい。」
大我「……分かった。」
あぁ……
神様はなんで私にいじわるばかりするのでしょうか。
このままの関係で良かったのに、
なぜ先に進めようとするんですか？
今はダメなんだよ。
今じゃないんだよ……。
嬉しいはずなのに、こんなにも切ないなんて…………。
大我「今のは聞かなかったことにする。」
「えっ？」
大我「待ってる。
というか、解散したらまた告白するから、
その時にまた改めて答えを出してほしい。」
「えっ！？」
大我「でも、Aが俺のことを好きだと
言ってくれたことは、忘れられないから。」
「……はい。」
大我「ふふっ。そんな悲しい顔しないで？ねっ？」
そう言って優しく頭を撫でてくれた大我くん。
自己中心的な断り方をしたのに……
なんで……こんなにもあたたかい人なんだろう……。
「ありがとう、ございます。ふふっ。」
大我「ふふっ。はぁー。俺嫌われてると思ってた。」
「えっ！？」
大我くんの言葉にも驚いたけど、
それ以上に驚いたのは、
大我くんの頭が私の肩の上に乗ったこと。
どう反応したらいいのか困ってると、
肩から頭を浮かせて私の顔を覗いてきた。
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作者名：popo | 作成日時：2023年1月19日 19時
