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昨日、下ごしらえした食材を次々と調理していき、
みんなのいるリビングへ運んだ。
「何飲みます？」
そうだ。今日は店でも開店させた店員になりきろう。
この前はタクシーの運転士になれたんだから、
店員になるくらいお手の物だ。
3人に言われた飲み物を手に取って、再びリビングへ。
とりあえず乾杯しようよ！と田中さんに言われ、
悠乃の隣に行こうとしたら
Aちゃんはここ！
って田中さんと京本さんの間を叩いて言ってきた田中さん。
「いや、でも私飲み物取りに行ったりするから、」
樹「いいって。嫌だよ。隣がきょもとかさー。笑」
大我「ひどっ。笑」
「いや、でも…」
樹「いいから早く！じゃないと乾杯出来ないっ！」
悠乃「いいじゃん。行きな。ねっ？」
「…はい。」
店員が真ん中に座るなんて図々しすぎません？
と思いつつも、渋々2人の間に座った。
樹「よしっ！これで酒が飲める。笑」
かんぱーい！という田中さんの明るい声で
4人のグラスが近づいた。
大我「それ何？」
「烏龍茶です。」
樹「飲まないの？」
「はい。」
樹「なんで？」
悠乃「いつも人が来たら車で送るの。Aって。」
樹「はっ？いい。いい。
タクシーで帰るから飲みなよ！」
「いえ。」
悠乃「それがこの子の
おもてなしスタイルだから許してあげて？」
樹「へぇー。じゃあお言葉に甘えて。
ありがとうございますっ！笑」
「いえ。」
大我「んんー！！これ美味っ！」
「えっ？あーありがとうございます。笑」
田中さんと話してると
隣には料理を頬張る京本さんの姿があった。
自由な人だなぁ。
全然いいんだけどね。
そういうところも素敵だと思うし。
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作者名：popo | 作成日時：2023年1月19日 19時
