064 樹side ページ14
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j.t
樹「はぁあー？！」
きょもから送られてきた
Aちゃんの運転してる姿の写真。
これなに？今？
それともどっかから引っ張ってきた写真？
マジでわけが分からなくて
電話をかけたけど出てくれない。
樹「くそっ。なんだよ。出ろよ！」
なんで出ねぇんだよ。
いや、待てよ？
出ないってことはワンチャン
この写真は今撮ったやつで、一緒にいるってこと？
いや、だとしたらなんで
Aちゃんの運転してる車の助手席に乗ってんの？
何これ？ってLINEしたのに既読にすらならない。
マジふざけんなって。
気にならせといて無視は有り得ねぇって！！
なんで急に2人の関係性が近付いたの？
何があった？マジでわかんねぇ。
わざわざ送り付けてきたくせに、
その後無視とかぜってぇ認めないからな？
口を割るまでぜってぇ聞くからな？な？きょもっ！！
LINEの返信来たら
即行電話してやろうと意気込んでたのに、
寝る間際まで既読にすらならなかった。
覚えとけよ？
.
翌朝になってもきょもからの返信はなく、
雑誌の撮影で集まった今日。
楽屋にいるきょもの元へ一目散に向かった。
樹「おい！きょも。これは何がどうなって
こうなったのか説明してくれよ！」
ジェシー「なになに？どしたぁー。」
樹「見ろよ、これ！
昨日きょもから送られてきてさー。
でも何にも説明ねぇの。」
慎太郎「えっ……この人……」
大我「Aさん。」
慎太郎「だよね。」
樹「いや、見たら分かんだよ。
この写真は何なんだ！って聞いてんだよ。」
大我「昨日家の近くまで送ってもらった。」
樹「はっ？」
高地「送ってもらったって、なんで？」
だよな！気になるよな！
その答えを俺は半日もお預けくらってたんだぞ！
大我「車さはぁ、ベンツぉー」
ジェシー「おぉー。」
樹「おぉーじゃねぇよ！
車種なんて今はどうでもいいんだよ！
何がどうなってこうなったか教えろよ！」
もったいぶってねぇで教えろってマジで。
ずっと気になってたんだからよー。
きょもが口を開けるのを待っていると、
実はさ……
ジェシー「付き合った？」
大我「まさか。」
樹「ちょっ、ジェス今は静かにして。」
ジェシー「っ…さーせん…。」
慎太郎「怒られた。笑」
大我「実は、って全然大したことじゃないんだけどさ、」
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作者名：popo | 作成日時：2023年1月19日 19時
