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…結局、キュラソーを捕まえることはできなかった。
彼女は現在、行方が分からないが、もうすでにノックリストは組織へと漏れているだろう。
ーーーーーいや、漏れていた。
零は、組織の一員であるベルモットに連れられてしまったのだ。
「降谷もとうとう捕まったか…」
「もしも降谷が殺 されたら、次は誰を潜入させる」
「やはり、○○じゃないか?」
公安警察で開かれた会議では、『降谷零が死 んでしまう』前提の話し合いがされていた。
零が死ぬ…?
そんな馬鹿な話があってたまるか。
「あの。降谷が死 ぬ、ということは確定しているのでしょうか」
耐えられなくなった私は、話し合う上司らに、そう質問した。
「組織にNOCだと割れては終わりだ。緑川もそうだったろう」
ーーーーー緑川景光。幼馴染みにして、同期である男。
…いや、同期で『あった』という方が正しいか。
彼は、NOCであるとバレてしまい、自 殺した。
零が景光の二の舞になる?
…アイツはそんな奴じゃない。
私はもう一度、上司に言葉を投げかけた。
* * *
スコッチは、
名前が「景光」と判明し、
名字が「○○○○」でしたので、
「緑川景光」にで通します。
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葉月(プロフ) - アオさん» コメントありがとうございます!今まで夢小説を書いたことがなくて、不安しかなかったのですが、そういう風に言っていただけると心強いです!思いつきで書いたので、更新はゆっくりになると思いますが、引き続き読んでいただけると嬉しいです! (2018年5月9日 17時) (レス) id: 1aa4cd05cb (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 初コメ失礼します。この作品すっごく続きが気になります!更新楽しみにしてます! (2018年5月6日 20時) (レス) id: fe40a48a8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉月* | 作成日時:2018年5月1日 21時