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├ 5(劣等獣〜容姿) ページ40

*劣等獣

【名前】
万(ヨロズ)_Yorozu

【性別】
男(オス)

【身長/体重】
獣ノ形→(体長)30cm/3kg
召ノ形→170cm/60kg

【性格】
　基本的には、扇の裏側にある非常に臆病な部分を写し出した性格。
　優しい性格で、その小さい体で色々な所を走り回って人を助けようとする。が、その大体が失敗に終わり、役に立とうとしたのに逆に迷惑をかけてしまい、扇に「お前は座っていい子にしてろ」と言われてしまう。頑張っても空回りしてしまう不憫な性格。不器用(犬だししょうがないけど)。
　また臆病で心配性。大きな物音や怖いものが出てきたりすると、大声を上げながら尻尾を巻いて逃げ出してしまう。すぐ泣くしなかなか泣き止まないしで、色々と子供っぽい所が多い。

　しかし召ノ形になると性格も一変する。
　優しいのはそのままだが、その人助けの成功率は人間並みへはねあがる。しかし獣ノ形とは違って愛想がなく、あまり表情がない。物静かで気だるげ。「面倒くさい」が口癖。口癖だが、そう言いながらしっかり飼い主(扇)には従順で言うことは聞いてくれる。
　また臆病で心配性だったのが、かなり冒険するような怖いもの知らずになる。これは扇の思う「強さ」で、そうなりたいと思っている願望からだと思われる。

【容姿】(画像は扇の容姿欄にあります)
〜獣ノ形〜
　非常に小さく、一見見ると小型犬。灰色の毛並みが特徴的で、頭には犬の仮面を被っている。お陰で、頭の部分は黒い毛があるように見える。垂れた白いまろ眉毛。またいつも不安げな目をしている。瞳の色は黄金色。
　万年筆のようなスカーフをしており、首輪の代わりに首には真っ赤な縄が結ばれている。また尻尾にも万年筆が付いている。全体的なデザインを見ると狛犬のよう。

〜召ノ形〜
　扇と同じくらいの青年に変身し、尻尾と耳以外は人間に近い。
　顔立ち自体は扇に似ているが、目はいつも面倒くさそうに垂れている。犬の仮面の模様と同じ色合いの頭髪で、扇とは対照的に髪の毛はフワフワのパーマ。耳が生えている。眉毛は白く、まろ眉にはなっていないが短い。
　相変わらず首には縄がある。神社の官司のような服装をしている。尻尾は万年筆のような模様。かなり高い下駄のような物を掃いており、それで身長を増させている。

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