Human is Hayter [参加企画 設定集]

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(続きです)

　祖父母にビクビクしているのは、別に祖父母が厳しいからではない。緊張するからである。父がいない=必然的に長男の扇が跡取り、という事で色々と期待やら説教やらをされる。何か作法に間違いがあると怒られそうなので、いつも怯えている。夏休み等の帰省は嫌いな模様。
　10歳の頃父がいなくなった事で跡取りとなり、それまで以上に厳しく沢山の事を教え込まれた。その中の習い事に日本舞踊や事があった。特技だが、好きなわけではない。

　大分和風な半生を送ってきたが、ぶっちゃけ邦楽より洋楽が好き。また外国の文化にもよく興味を持っており、「外国に生まれたかったなぁ」と呟いているのも何度か確認されている。
　一方で伝統的な物を好む。彼の実家のような日本らしい屋敷や城下町、昔の詩人たちの歌や昔ながらの食事や工芸品も好き。その為か、国語が一番の得意教科。金髪のせいか、何故か理数系の偏見を持たれるが完全に文系。

　また、目まぐるしく入れ替わる現代文化に嫌悪を示している。時が移ろうのに乗じて沢山の物が変化を遂げ進化するのは良いが、伝統を取り壊して現代を造り上げる日本には遺憾の意を持っており、「伝統を犠牲に変化するのは進化じゃなくて退化だ」という趣旨の発言もする。外国への興味も持ちながら、日本への愛もしっかり持ち合わせている。


　幼い頃から他人に比べて非常に非力で、心身共に弱かった。小学校の時体育倉庫に閉じ込められた事があり、現在は暗所恐怖症。結構本気で恐怖症で、暗闇に置いていかれると震え始めたり吐きそうになったり汗が沢山出てきたりする。その為、ルームメートには悪いが寝る時はいつもちょっとだけ明かりを付けている。
　曰く、「暗いところにいると何処かに連れていかれそうで怖い」。

　劣等生になった理由は無論非力なせい。友人に言われるがまま水泳部に入ってしまい、案の定結果が出ず酷い事に。また友人に裏切られたせいか食事もあまり喉を通らず、授業も休みがちに。以上の理由から、成績の低下・部活動での結果不良で劣等生となった。

　彼自身、人が傷付く事を激しく嫌い、争い事も苦手な為、劣等超克部の副部長になったのもほぼ無理やり。成績が悪いのは自分のせいなのであるし、特に優等生に何をされても怒りを持ったり悔しさを持ったりすることはないらしい。しかし、他の劣等生達が苦しそうにしているため、「(副部長になっちゃったし)なんとかしなければ」と思っている。

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