血.127L ページ31
【貴方side】
京都.サングィネム
ヘリからおり、建物を見回す
『へえ…案外作りはしっかりしてる』
柱に触れようとすると暮人に手を握られ柱から離される
『ちょ、なによ、暮人』
暮人「もしも柱に毒が盛られていたらどうするんだ」
むっとしつつ暮人の言うことも最もなので言い返せず謝る
グレン「ガキか」
『うっさい』
暮人「雑談はここまでにして攻撃を開始させるぞ、葵」
葵「はい、終わりのセラフを前へ!」
『さあさあ、可愛く啼きなさいよ?吸血鬼の皆さん』
ドゴオオオオオオオオオオ
凄まじい音は終わりのセラフの攻撃
『私たちもやりましょうか』
暮人「轟け雷鳴鬼」
『全てを散らせ、鬼神』
グレン「切り裂け真昼ノ夜」
「人間がもうここまで…!」
青ざめた表情でこちらに応戦しつつ後退していく吸血鬼ども
「皆.殺しにされる…!」
ザシュッ
ザシュッ
何時間たっただろうか、気が付けば吸血鬼は全員跡形もなく消えていた
『ついに我々は吸血鬼に勝利したのだ!!!』
暮人「渋谷に戻るぞ、A」
『ええ、天利様に報告しに行かなきゃね』
暮人「そして父上を殺.す。もう父上に権力という権力はない」
『走らないライオンは生きている価値がない、か』
暮人「そういう事だ、A、今度こそちゃんと夫婦になれるな」
『別に天利様の目を気にしていたわけじゃ…』
暮人「会議は極力父上の近くを座らなかったくせによくいう」
『そ、それとこれとは別よ!!』
葵「暮人様、A、ヘリへ」
『わかった、ありがとう、葵』
暮人「ああ、葵、お前だけ早く帰って深夜に…牢獄の中にいる深夜に伝えろ」
葵「かしこまりました」
え…今、なんて?
牢獄の中…?
暮人「葵は先に帰れ、俺達は明日に帰る、それまで休憩だ」
暮人「“俺は明日帰る。それまでにそろそろくだらない怒りを鎮めろ”」
葵「かしこまりました、お気を付けて」
『ちょっと待って暮人、深夜が牢獄の中って、どういうこと』
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愛乃(プロフ) - 申し訳ないです(;_;) (2018年6月8日 20時) (レス) id: 6dd3d06d42 (このIDを非表示/違反報告)
愛乃(プロフ) - 月影さん» ありがとうございます!できる限り精一杯頑張らさせていただきます! (2018年6月8日 20時) (レス) id: 6dd3d06d42 (このIDを非表示/違反報告)
愛乃(プロフ) - 葛城緋景さん» とても嬉しいです、ありがとうございます!!好きと言って頂けてとても嬉しいです!これからもよろしくお願いします。 (2018年6月8日 20時) (レス) id: 6dd3d06d42 (このIDを非表示/違反報告)
ユーカリ(プロフ) - そうですか……ありがとうございます♪ (2017年3月12日 17時) (レス) id: d72528eef7 (このIDを非表示/違反報告)
月影 - すっごく面白いです!終わりのセラフにハマりました!更新頑張ってください! (2017年3月12日 17時) (レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
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