【終わりのセラフ】第4章.柊暮人が愛しているのは吸血鬼になってしまった女

もしも夢主が小説家だったら ページ24

.世界崩壊してない


.原作ぶち壊し


.そのため鬼呪装備なんて物騒な物なし


.暮人との関係は…？


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【貴方side】


『ああああああ、もーーーーー！』



あ、みなさんこんにちは、十条Aです


いま少しモヤモヤしてまして…



『ううん、でもここで翔(かける)を澪桜(みお)とくっつける訳にいかないし…ああ、でもここでくっつかないと澪桜が蒼空(そら)に…』



「なにブツブツ言ってるの」



『え…ああ、深夜か』



こちら深夜


なんて言うか、私が居候させてもらってる家の人





『深夜はさ、もしもの話なんだけど、好きな人がほかの男に取られそうになったらどうする？』



深夜「取られそうに、ね。そうだな〜、ううん、きっと僕なら_______ 」




ゆっくり私の座ってるイスにまで近づき私との距離が近くなる



『ちょ、し、んや』


顔を私の首筋に寄せられる



火照る私の顔


深夜「取られないようにちゃんと心を繋ぎ止めておくかな」




そう言い耳を舐められる




『ま、だ、仕事してる、の！』



深夜「あれ？そうだったの？」



わかってた癖に！そう思いつつ耳を抑える



『もう！！ばか！深夜のばか！』



原稿とペンを持って自分の部屋から出るため扉へと小走りで走る



よかった、もう扉…！



二の腕あたりをぐいっと引っ張られ後ろを向かせられる



『わっ…！』


深夜はそっと扉に手を当て私を見る



深夜「逃がさない」



『うるさ、い！暮人の書斎に行くの！どいて！』


深夜「へぇ…彼氏がここにいるのに他の男の所へ行こうと…」




ゾクっとする



深夜「お仕置きが必要だね」

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