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血.124L ページ21

【貴方side】



これは暮人と私が出会って天利様に婚約を認めてもらうために色々とやっていた頃の話




天利「ここの屋敷の者を皆.殺しにしてこい」



『…かしこまりました』



パタンっ…







『また…人を…』




でも、仕方がない。暮人との婚約を認めてもらうためだ




コツコツコツ…




トントン…




『Aです』




「入れ」






キイィイ…パタン





『暮人…今、平気?』


暮人「ああ、丁度休憩しようと思っていたところだ」


『そっか、タイミングよかったわね』


暮人「どうした?」


『私、また行ってくるわね』


暮人「…そうか。生きて帰ってこい、絶対だぞ」


『うん、こんなところで死んでたまりますか』



ギュ…



暮人に静かに抱きしめられる



『…え?暮人?』


暮人「ごめん、ごめんな、お前ばかり」


『ううん、いいの。これで私も強くなれるのなら』


暮人「俺に…力があれば…っ」


『大丈夫、天利様に絶対認めてもらうから』




そっと離され、少しさみしい




扉に向かい出ていく



今回殺しに行く家はたしか…帝ノ月の関係者だった気がする




さて






殺.しに行かなければ












返り血をたくさん、浴びてしまった



夜とはいえ月の明かりで分かってしまう






とある公園の丘の上に寝転ぶ




『つか、れた…』



「お前も疲れたのか?」


『うわっ!誰?返答次第では殺.す』


「帝ノ月の次期当主」


『…そう、』


「お前は?名乗れ」


『…とある名家の婚約者』


「へぇ…そのとある名家の婚約者とやらは今どき人殺.しなんてするんだな」


『…っ!人を殺さないと私は…っ、認めてもらえない、そんなの…っ!』


「ふーん、訳ありか。俺は一瀬グレン」


『…十条A』






これが私とグレンの最悪すぎる出会いであった

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設定タグ:柊暮人 , 一瀬グレン.柊深夜.柊シノア , 終わりのセラフ   
作品ジャンル:恋愛
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愛乃(プロフ) - 申し訳ないです(;_;) (2018年6月8日 20時) (レス) id: 6dd3d06d42 (このIDを非表示/違反報告)
愛乃(プロフ) - 月影さん» ありがとうございます!できる限り精一杯頑張らさせていただきます! (2018年6月8日 20時) (レス) id: 6dd3d06d42 (このIDを非表示/違反報告)
愛乃(プロフ) - 葛城緋景さん» とても嬉しいです、ありがとうございます!!好きと言って頂けてとても嬉しいです!これからもよろしくお願いします。 (2018年6月8日 20時) (レス) id: 6dd3d06d42 (このIDを非表示/違反報告)
ユーカリ(プロフ) - そうですか……ありがとうございます♪ (2017年3月12日 17時) (レス) id: d72528eef7 (このIDを非表示/違反報告)
月影 - すっごく面白いです!終わりのセラフにハマりました!更新頑張ってください! (2017年3月12日 17時) (レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛乃 | 作者ホームページ:なっすぃんぐー  
作成日時:2016年5月21日 7時

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