【終わりのセラフ】第4章.柊暮人が愛しているのは吸血鬼になってしまった女

血.114Ｌ ページ11

【貴方side】



『鬼神にはこれでも感謝しているのよ、ありがとう』



鬼神「なんだよ、いきなり」



『昔のことを思い出してたのよ』




鬼神「そう、僕はビックリしたけどね」



鬼神「いきなりAは独房に入れられるし暮人と婚約するため必死こいて人を殺.すし」



鬼神「毎回手伝ってたな、それに暮人と2人っきりの時はさすが僕もいたたまれなかったし」




『高校生の時とかかしら？ふふ、なつかしい』



思い出してついつい笑ってしまう



鬼神「今でも十分か、はは」




『今はそんなことしている暇はないもの』




鬼神「でもAは頑張っている。これ以上はもういいじゃないか？」



『いいじゃないか、それはどういう意味かしら？』




鬼神「そろそろ僕にその体を渡して欲しいってこと」



そういい鬼神は私を床に押し倒し馬乗りになる





そして私の首元に顔を近づける




『少しなら吸ってもいいわよ』




ゴクッ





ゴクッ





鬼神が私の血を飲む




ねえ、暮人






私は間違ってない、そうよね？

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