九十二話カカシとSide9 ページ44
ASide
砂で一泊した後
あたしとカカシさんは木の葉までの道のりを歩いていた
A 「カカシさん、本当に平気ですか?」
カカシ 「あぁ。それよりお前は?」
A 「あたしですか?全然平気ですけど・・・」
カカシ 「金の眼、使ったでしょ」
A 「・・・なんでわかったんです?」
カカシ 「ガイが苦戦してるトラップの解除が早すぎたからね。いくらお前でも、ガイよりは時間がかかるはずだし。」
A 「・・・恐れ入りました」
カカシ 「なんで俺の言うことが聞けないの?金の眼は、寿命を短くするんだよ?」
A 「だって・・・サクラちゃんが心配でしたし・・・」
カカシ 「ハァーーーーー」
A 「・・・すみません。でも、コントロールできるようになったし、その後のサソリとの戦闘では金の眼使わなかったし・・・」
カカシ 「・・・あんまり心配させないでよね。」
A 「はぁい。」
カカシ 「・・・」
・
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A「それより、暁って、何が目的なんでしょう。人柱力から尾獣を抜いて、どうするんでしょうかね。」
カカシ 「うーん。そうだねー。」
A 「今回、我愛羅君は助かりましたけど、ナルト君を、守ってあげなきゃ。」
カカシ 「ナルトは大丈夫だよ。」
A「え?」
カカシ 「俺の師である四代目を越えるのは、あいつしかいないと思ってるから。どっちかって言うと、Aの方が危なっかしい。」
A「・・・。(カカシさんは、師匠もチームメイトもみんな亡くしてるんだった・・・。)・・・あたしだって、大丈夫ですよ。」
カカシ 「・・・?」
A 「そこそこ強いし・・・。ナルト君も守るけど、あたしも死にませんから。」
カカシ 「っ・・・・。」
A「まだ若いし・・・カカシさんより長生きすると思います。」
カカシ 「A・・・」
A「でも!カカシさんもちゃんと、畳の上で老衰してくださいね!その時はあたし、看取りますから!」
・・・
カカシ (老衰・・・)
カカシ 「っ!・・・・ハ。・・・アハハハハ」
A「な、何かおかしいことでも言いました?」
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