八十二話 ページ34
ASide
ナルト君はすぐにでも我愛羅を追いたがってる
なんだか焦っているみたい
カカシ 「ナルト、ちょい待ち。あの〜ちょっとお聞きしたいのですが・・・その後、暁の追跡はどうなってるんです？」
バキ 「追跡はカンクロウが単独でしていてこうなった。他はいない」
カカシ 「・・・では完全に見失ったということですか？」
バキ 「ああ・・そうだ」
カカシ 「ん〜〜〜では、カンクロウ君が戦った場所まで案内してください。こう見えても私、追跡のプロでして・・・少しでも奴らのにおいがのこっていれば・・・」
カンクロウ 「その必要は・・・ないぜ」
A「カンクロウ！まだ起き上がっちゃ・・・」
カンクロウ 「敵は二人・・・一人は我愛羅を連れてる。我愛羅のにおいを追えばいい。もし二手に分かれても、もう一人はカラスの手にそいつの服の一部を握らせてある」
カカシ 「転んでもただじゃ起きない・・・さすがは砂の忍」
チヨ 「カンクロウよ・・・暁の一人は本当に赤砂のサソリだったのか？」
カンクロウ 「ああ・・・間違いない」
カカシ 「暁について、もう少し詳しく聞けそうですね。お願いします。」
ナルト 「そんなことより！早く行くってばよ！」
A「ナルト君〜・・・情報はありすぎて困るものじゃないわ。ちゃんと敵の情報を頭に入れて、しっかりと準備してから向かいましょう。じゃないと、我愛羅の二の舞になるよ。」
ナルト 「！！！・・・わかったってばよ・・・・・」
A「カンクロウの毒もちゃんと解毒しないといけないし。それに、もうすぐあたし達の本体も到着するわ。ちゃんと作戦を立てて、向かいましょ〜」
ナルト 「おう！」
テマリ 「今日は宿を用意する。」
カカシ 「ありがとう。お言葉に甘えて今日は休んで、明日の早朝出発しよう」
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