七十七話 ページ29
ナルトSide
その時
？ 「ナルト君！」
後ろからまた懐かしい声で呼ばれたってばよ
ナルト 「あーお前ってばA！」
A 「お帰りなさい！」
サクラ 「Aさんは、今や上忍なのよ。綱手様のところで一緒に医療忍術の修行もしてるの。あたしなんか足元にも及ばないけど」
A 「そんなことないでしょ〜。ナルト君、背も伸びて、大人っぽくなったねー。元気そうでよかった」
ナルト 「Aもな！上忍か〜。すげーってばよ！」
A 「ナルト君だって、カカシさんから鈴、取れたんでしょ？」
ナルト 「(ん？なんか今、違和感が・・・)まぁな！俺の頭脳によって！！」
サクラ 「調子に乗んないの！」
A 「ふふふ。あ、そろそろあたしも任務行く時間！今度またゆっくりね〜。」
ナルト 「おう！またな！」
Aのやつ・・・またすげぇ綺麗になったってばよ・・・
サクラ 「・・・ナルト・・・。今Aさん、カカシ先生と付き合ってんのよ」
ナルト 「！！ええーーーーーー！！！そうなの！？」
サクラ 「そうなの！カカシ『さん』って言ってたでしょ！！なーんか昔からカカシ先生ってAさんを気にしてたもんね」
ナルト 「くそーーーー！カカシ先生ってば！俺が修行してたときにイチャイチャしてたんだな！そんなんだから鈴取られるんだってばよ！」
サクラ 「そうよねーーー！」
・・・・・
自来也Side
ナルト達と別れ、カカシと茶を飲みながら、
これまでの話をしていたら、
ナルト達の話が聞こえてきた
自来也 「お前・・・好き放題言われとるのぉー」
カカシ 「ははは・・・」
自来也 「しかし・・・あんな美人の彼女とは・・・お前もすみにおけんのォ」
カカシ 「いやいや・・・俺にはもったいないくらいですよ。」
自来也 「(このイケメンが・・・いけしゃーしゃーと言いおって。)・・・でもまぁ、良かったの・・・」
カカシ 「はい？」
こいつは昔から天才と言われておったが
暗部でも今でも
仲間を守ると言いながら
自分を犠牲にすることは、良しとしているところがあった
最悪の事態の時は
自分が死んで仲間を逃がす選択肢を用意していた
・・・それが、わしは心配だったが
自来也 「これで、お前にも守るもんができた。簡単には死ねんのォ」
カカシ 「・・・えぇ。」
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