六十八話 ページ20
ASide
カカシ 「でもその子、すごく鈍くて、全然気づいてくれないんだけどねー」
A 「え・・・？」
カカシ 「ん？何？」
A 「あの、カカシ先生の好きな人って、・・・リンさんって方じゃ・・・」
カカシ 「え・・・何でAがリンのこと知ってるの？」
A 「えと・・・それは・・・。」
カカシ 「んー？」
A「・・・北条中忍に聞いて・・・」
カカシ 「(あーなるほど。)・・・違うよ。確かに昔はリンの事が好きだったけど、今好きな人は違う人。」
A 「違う人・・・」
なんだ、リンさんじゃないんだ
でも、好きな人は、いるんだ・・・
カカシ 「・・・誰だか知りたい？」
A 「え・・・えっと・・・」
カカシ 「それはね・・・」
ドカァァァァン！！！！！！
ダダダダダダダダダ！！！！
A・カカシ ビクゥ！！！！
砂けむりと共に何かが近づいてくる！
「ハハハハハ！！！！！リー！！！！俺に付いてこれるか！！！」
「オッス！！！ついて行けなかったら逆立ちで木の葉を５００周します！！！」
カカシ 「な・・・」
A 「ガ、ガイ先生・・・リー・・・」
ガイ 「おーーーっと！そこにいるは我が永遠のライバルカカシ！と我が愛する弟子！A！どうだ二人とも！お前も一緒に爽やかな汗を流さんか！！？」
カカシ 「ガイ・・・今本気でお前と勝負してもいい気分になったよ・・・」
ガイ 「そーかカカシ！しかし残念だ！今は愛する弟子リーとの修行の時間！また今度だ！行くぞリー！」
リー 「はい！先生！ではA！また！」
A 「う、うん・・・また・・・」
ダダダダダダダダダ
あ、嵐が去った・・・
A「ふふふ。相変わらずですね。二人は」
カカシ 「ああ・・・(ガイ・・・次に会ったら覚えてろよ)」
A 「花火、いつの間にか終わっちゃいましたね。」
カカシ 「ハァ・・・帰るか。送ってくよ」
A 「///はい。ありがとうございます。」
なんか、話は途中で終わっちゃったけど、
久しぶりにカカシ先生と話せた。
A (やっぱり・・・あたし。)
もう、別にカカシ先生に好きな人がいてもいいや
たまに一緒にいれたら
それで幸せ
暫くこの気持ちは
忘れられそうにないけど
A (勝手に思ってるだけにするから、
・・・許してください)
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