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着替え終わり、リビングに戻ると青年は、テレビ台に飾ってある私と優斗の写真を見ていた。
「元カレ、さん？」
「うん。……2週間前に別れたんだけど、まだ忘れられなくって。だめだよねぇ、私。(笑)」
苦笑すると、青年は言う。
「無理して笑うことないですよ。それだけ、お姉さんにとって素敵な人だったってことなんですから。」
そう言って彼は微笑む。なんだかくすぐったいなと思うのは、お姉さんっていう呼び方かな。それともこの青年の優しさかな。
「ふふ、ありがとうね。夕ご飯食べた？おつまみくらいしかないけど、なにか食べようか。」
「あ、お気づかいなく…って言いたいんけど、お腹ぺこぺこです。(笑)」
「了解了解。(笑)そこ、座っててね。」
お互い突っ立って喋ってるのもおかしくなってきちゃって、座ることを促す。
キッチンに立ってみたものの、大したものは作れず。
全然気にしないって言ってくれたから、それで良しとする。
「よいしょっと。」
青年の横に座ってみるけど、いちいちよいしょとか言っちゃうあたり。私ちょっとおばさんになったのかも。青年の若さが眩しい。
「君は何歳なの？お酒は飲める？」
「18歳です。まだ飲めないかな、(笑)」
「そうなんだ、若いなぁ。」
そう言って私はビールの缶を開ける。
プシュッといい音がした。
「お姉さんはお幾つなんですか？…あ、こんなこと聞いちゃってごめんなさい。」
「全然大丈夫だよ。私は23歳。社会人1年目。」
名前も知らない男の子にそう告げる。
「そういえばさ…君はなんていう名前なの？君、なんて呼び方、ちょっと恥ずかしいからさ。(笑)私はAって言うから。」
「俺…は、リョウです。涼しいって書くんですけど。」
「そうなんだ。涼くん、ね。よろしく。」
爽やかな彼にピッタリな名前。
「こちらこそ、Aさん、よろしくお願いします。」
チャラチャラしてそうなのに意外と礼儀正しいんだなぁ。
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とら - 作者様のペースで頑張ってください (2018年12月11日 16時) (
レス) id: 3a2e556842 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - ☆*:.｡. さやちゃむ@スノガール.｡.:*☆さん» ありがとうございます！これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年11月28日 7時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
☆*:.｡. さやちゃむ@スノガール.｡.:*☆(プロフ) - こんにちわ!初めまして!わんこのはしもっちゃん可愛い−♪この小説大好きです! (2018年11月21日 17時) (レス) id: 93189b2c54 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に思う人もいます (2018年11月13日 19時) (レス) id: dec7d66ce7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱莉 | 作成日時：2018年11月13日 18時
