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『あ………』
光「どうかしましたか？」
『これ、なんだろう？』
銅像を調べていると、なんらかの石がはめこまれているのに気づいた。
光「大きさ的に、なにかにはめるんじゃないですか？」
『みたいだね。取ってみよっか』
そう言って石を取ろうとするも、ガッチリとはまっていて取れそうになかった。
『でも、ここら辺に銅像を動かすっていうところもないからね』
光「割ってこの石を取り出した方がいいと思いますよ」
意見がまとまり、私達は顔を見合わせて頷いた。
『でも、どうやって割るの？』
光「階段の上から落とすとか……？」
だけど、二人がかりでもこの銅像を階段の上まで持っていくのは難しいのだ。
『こんな銅像、上まで持っていくのは困難だよ』
光「そうですよね……ましてやここ、一階ですし」
二階にいるのなら、階段の上から一階まで落とすことは可能なのだが、現在一階にいる私達にとっては、かなりの難問だった。
私が頭をフル回転させて考えていると、光くんがなにかを思い付いたように声を上げた。
『どうしたの？』
光「階段、ありましたよ」
そう言って、銅像をずるずると押して運んでいく。
私は慌ててドアを開けて、通り道をつくる。
光くんが立ち止まったところは、ドアを出てすぐだった。
『階段なんて、どこにもないけど……？』
光「いえ、ありますよ」
私が疑問に思っていると、光くんはニヒルな笑みを浮かべて言った。
光「俺たちは、身近な場所を見落としていたんです」
『身近な場所？』
光「ここです」
光くんが指差したのは、私達がこの別館に入ってきたときのドアだった。
『ここがどうかしたの？』
光「まあ見てください」
そう言って、光くんはドアを開ける。
見れば、ドアを開けたすぐ目の前に、急な階段があったのだ。
『ほんとだ！』
光「ここから落とせば、壊れるはずです」
階段の手前まで銅像を運び、光くんはこちらに向かって笑った。
『「せーの！」』
私達はかけ声に合わせて、銅像を階段の下に落とす。
ﾊﾟﾘﾝ！と音をたてて、銅像は粉々に砕け散った。
『あったよ！光くん！』
光「はい！この石ですね」
銅像が割れたことにより、中から綺麗な青色をした石が出てきた。
私はその石を手に取り、光くんに渡す。
『銅像の件は解決できたけど……』
光「この人形ですね」
藁でできた人形を取り出し、私達は再び頭を悩ませた。
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水無月梅雨(プロフ) - 風丸さんと円堂さんが死んで、その次は推しのヒロトくん！号泣しました。一星くんと両想い、おめでとう (2020年8月17日 14時) (
レス) id: 94c4844f93 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 良かった…ちゃんと、かえって来てくれた！ (2020年6月19日 19時) (レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶之夢 - 風丸と円堂、ヒロトで大打撃なのに次は誰が死んじゃうのよ!更新頑張ってください！ (2020年6月15日 21時) (レス) id: c7cfce80ec (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 光くん、ずっと守っていてくれてかっこいい！最後光くんが部屋から出ていっちゃったけど、どうなったんだろう。更新頑張って下さい(^o^)/ (2020年6月6日 18時) (レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 光くんむっちゃほんとにかっこよすぎる………Yニャンさんのお話ほんとに大好きです……！更新頑張ってください( *´艸｀)応援しています！ (2020年6月4日 12時) (レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
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